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PO二回戦-5

2015-05-11 21:06:25 | NBA
カンファレンス・セミファイナル、
3試合目。

東西の1シード対5位シードの対戦。
ともに1勝1敗のタイで、
5位シードのホームでの対戦。
下位シード組は、負けられない戦い。

・ATL101 - WAS103
 ウォールの復帰時期は、明言されていないWAS。
スターターは、この日もセッションズ。
ATLも怪我上がりのミルサップをベンチスタートとして、
アンティッチが先発出場。

試合は、3Q終了時にWASが19点リードとするも、
ベンチ主体のATLが異常に奮起。
残り1分をきって101-101となるも、
最後はベテラン・ピアースが
バンクショットでブザービーター。

WASはネネがようやく動き出す。
FG7/9で7R(OR:3 DR:4)とし、17P。

アシストは27と、ウォール抜きでもボールは回る。(ATL:23A)
リバウンドでは、とりあえず上回る程度のマージン。
(ATL38:OR8+DR30 WAS43:OR9+DR34)
TOは13とATRの10よりは、ミスが多い。

インサイド優位だった分だけ、
外もWASのほうがややいい数字。
3P:WAS 10/28(35.7%) ATL 7/23(30.4%)  

コーバーは、この日も大苦戦。
FG2/5(3P:2/4)で3TO 6P。
一応50%だが、試投数が5本では、シューターとして・・・。
ホーフォード、ミルサップ、キャロルの3人が、
インサイドでギリギリ五分前後の戦いをしているのに、
このままでは、戦犯扱いされてしまう。

ベンチメンバーはこの日躍動。
BPが50Pと、ほぼ半分。(WAS:34P)

WASでは、ポーターの得点が伸び、
グッデンがリバウンドでがんばったが、
ハンフリーズ、バトラーは出場時間なし。
控えガードとして、バイナムとテンプルも少しだけ出場したが、
2人合わせて、1A 1ST 2TOで12Pと、
戦力になったとは言えないスタッツ・・・。

エースと呼んでいいのか、微妙な場面だが、
ビールもかなり苦しんでいる。
FG%はRSよりもダウン。
(RG:FG-42.7% 3P-40.9% PO:FG-38.5% 3P-35.7%)
このシリーズは、SGには受難のシリーズなのか。

得点だけは、6Pほど上昇しているので、
がんばっていないとは言えないんだが。

ピアース頼みじゃ、この先は苦しい。
この試合も、苦戦するような試合ではない。

グッデン、ポーター以外のベンチメンバーが奮起し、
ネネも含めて、インサイド陣はよりいっそうの踏ん張りを見せ、
ビールとセッションズはシュートセレクションを・・・。

勝利しても、手放しではとても喜べない。
ATLのベンチメンバーが機能しだすと、
本当に”西のスパーズ”となってしまう。

1stラウンドから苦しんで苦しみぬいている分、
タイまで持ち込まれると、
ものすごく嫌な予感がする。

次でリーチを掛けられれば、
勝ち抜けは決まりそうなんだが・・・。

・GS89 - MEM99
 この試合も、フェイスガードを付けて、コンリーが先発。
1QからGSのリズムには持って行かせず、
2Qでアレンのスティール、ガソル弟のインサイドで
一気に16点差と突き放す。
しかも、GSを39点に封じ込めて。

4Qには、5分を切って一時4点差までつめられるも、
リーが値千金の3P。
結局10点差で、MEMが逃げ切り。

勝因の1つは、ペイントエリアの攻防。
46対32と、2戦目よりも+14点。
勝利しても、反省を生かしたHCの采配の勝利か。
リバウンドでは、
MEM:44(OR11 DR33)-GS:39(OR10 DR29)と、
上回ってはきたが、
本当はもう少し圧倒してほしい。
(+10位なら安心できるんですけど)

もう1つは、断然DF。
特にアレンがこの日も大活躍。
連日の4st(5TOはご愛嬌ってことで)で8P。
仏陀はそれでも8/13(3P:3/6)3TOで20Pと、
RSに近い活躍。
カリーは嵌った・・・。
FG8/21(3P:2/10)で38.1% 6A 1st 4TOで23Pと、
得点以上にDFにやられた感と、
重圧に飲み込まれているような気もする。
(2Pが6/11ってのは、何とか止めたい)

GSはFG%だけは上昇したが(2戦目:41.9% 3戦目:43.2%)、
3Pは2・3戦目とも6/26で23.1%・・・。

カーHCが、何か策を練ってきたとは思えない。
3Pが入らなければ、勝てないチームということで、
ここで負けても納得するつもりなのか・・・。

4戦目も同じ事を繰り返すようでは、
HCとしての価値は、無い。

正直、仏陀は現状の活躍が精一杯。
カリーが入らなければ、チームに勢いは戻らない。
若手は、カリーが入れば勢いづくはず。

では、カリーの勢いは誰がつける?
地力で乗り越えるしか策は無いのか。

HCが何とかするのが(シューターだったし)本来だが・・・。

別のオプションを隠し持っているとは思えず、
インサイド主体にするには、
相手が最悪・・・。

コーバーやレディック、クロフォードにビールと、
軒並みSGは苦しんでいる。
1stラウンドから苦しみ続け、
レディックとジャマクロは少し戻ってはきた。
そこには、インサイド陣の活躍があって、
ジャストミートのキックアウトがあってこそ。

カリーには、このあたりの補助がほぼ無い。
(PGのつらいところか)

この山場を乗り越えることが出来れば、
恐らくGSはファイナルをも勝つことだろう。
(MEMの勝利を心底願ってはいるんだが・・・)

今年は、MVPも取り、
ASでもNo.1の獲得票。
67勝を上げ、3P成功数も記録更新・・・。
ライバル勢は怪我人続出も、
GSはフルメンバーでのPO。
苦手のSAも1stラウンドで敗退・・・。
時代の流れは、確実にレブロンからカリーへとシフトしている。
どう考えても、勝つなら今年でしょ・・・。

その大きな流れを断ち切ってでも、
コンリーやランドルフ、ガソル弟にリングを取って欲しい。
アレンとリー、Je.グリーンの3人さん、
次戦、お願いしますよ。
もちろん、クーファスも。
ウードリッヒは、ミス無く、
自分でシュートさえしなけりゃいいですから・・・。

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