春は、そこまで来ているのに、今日も寒~い大阪です。
春の花があちらこちらで咲き始めています。
今日の1枚の写真は、歩いているとどこからともなく甘く情熱的な香りを漂わせている「瑞香(ずいこう)」の花です。
「瑞香(ずいこう)」の花 ってなんだろうと思われた方も多いのでは…。
実は、この高貴な神々しい名の花「瑞香(ずいこう)」は、「沈丁花(ジンチョウゲ)」のことなのです。
「瑞香(ずいこう)」つまり「沈丁花(ジンチョウゲ)」は、中国原産で、室町時代に渡来しました。
昔、僧が夢の中で甘く情熱的な香りを放っている木の夢を見ました。
その芳香を探し求め、持ちかえって育て、夢で知った香りだから「眠香」と名づけました。
その後「瑞香」の名で呼ばれるようになったとか…。
また、沈香(じんこう)という香りに似ており、花の形が丁子(ちょうじ)という植物に似ているところから「沈丁花」になったとか…いろいろな謂れがあります。
この時期、ウォーキングをしていると、甘~い「沈丁花」の香りが漂ってきます。
辿っていくとだんだん匂いが強くなってきます。
「沈丁花」の名前は、この花が発するすばらしい香り、沈香と丁香から名づけられたことを窺わせます。
「沈丁の 葉ごもる花も 濡れし雨」 水原秋嚶子
花言葉は「優しさ、おとなしさ」「不滅、栄光」です。
今日は、整形外科へ足の診察に行って来ました。
レントゲンの映像では大丈夫と言うことでやっと卒業です。
運動をするときや足場の悪い所へ行く時以外は、装具を外してもいいようになりました。
★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆
明日3月27日(丁亥ひのとい 友引)はこんな日です。
●「さくらの日」
日本さくらの会が1992(平成4)年に制定しました。
さくらと「3(さ)×9(く)=27」の語呂合わせと、七十二侯のひとつ「桜始開(さくらはじめてひらく)」が重なる時期であることから。
日本の歴史や文化、風土と深く関わってきた桜を通して、日本の自然や文化について関心を深めてもらうことを目的にしています。
日本さくらの会は学校への植樹などを行っています。
●「水なすの日」
3と27で「水なす」と読む語呂合わせから、大阪府漬物事業協同組合が制定しました。
この時期から夏に向けて本格的な出荷が始まるのも由来のひとつです。
「水なす」は大阪の南部で多く栽培され、みずみずしく柔らかいのが特徴で、その歯ごたえや香りをいかした「水なす漬」は大阪府Eマーク食品の第1号に認定されています。
大阪府Eマーク食品とは、「素材・製法」ともに地元「大阪」にこだわってつくられた商品のことです。
●毎月27日は、「仏壇の日」です。
●「表千家利休忌」
茶道の礎を築いた茶道家、千利休の1591(天正19)年忌日。秀吉の命により70歳で切腹しました。
千家ではその1ヶ月後を命日としていますが、その「1月後」の解釈が表千家と裏千家で異なるため、表千家では3月27日、裏千家では3月28日に利休忌を行い、追善の茶会をします。
その際には菜種の花を供えるのが通例です。これは死に臨む利休が最後に目にしたのが菜種であった、とか灯火のもとであった菜種油に感謝する付供養である、など諸説あります。
お家元では、「茶カブキ」や「花寄せ」といわれる点前がおこなわれます。
●「お吉供養祭」
毎年3月27日、お吉ヶ淵と宝福寺で、開国史の悲劇のヒロイン「お吉」の供養祭がとり行われます。
米国総領事ハリスに17歳で仕え、その後髪結い業や、小料理屋「安直楼」を開業しましたが不振に終り、流浪の人生を送ったお吉。明治24年3月27日に50歳で、稲生沢川の上流『お吉ヶ淵』に身を投げ数奇な一生を終えました。
お吉ヶ淵では、下田芸妓衆やフラワーミッションによる献花が行なわれ宝福寺では芸能大会や青空市、餅まきなどが法要として行なわれます。
お吉の命日にあたる祭り当日は、毎年必ずのように雨が降るそうです。お吉の無念の涙雨だと地元では囁かれています。
春雨に濡れて、哀愁漂う中にもどこか艶やかな雰囲気のあるお祭りとか…。
宝福寺門信徒会による、おしるこ・お吉せんべいのサービスがあるそうです。
唐人お吉記念館(宝福寺) 静岡県下田市一丁目18-26 TEL.0558-22-0960
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お久しぶりです
甥っ子の引越しで、慌しい日々でしたが
ホッとはしましたけど・・・
ちょっと寂しさも感じています
まぁ~元気で社会人として頑張って欲しいと
願うだけですけどね(笑)
まだ、こちら雪がチラつきますが
道路の雪も融けて、マンホールが見えて
歩きやすくはなっています
次から次へとお花が咲き始めていても
大阪は、いつもの年より寒いですかぁ~
大変だったようですが、楽しんでおられたようにも思えました。
北海道も天気予報では雪マークが少なくなってきてますネ。
大阪は、そうです。例年より寒い日が続いています。
「暑さ寒さも彼岸まで」、関西では、「お水取り」が終わると春と言われてますから、もう春ファッションになっている筈なのに…。
少し温かくなるようですが、週末にはまた寒くなるようです。
でも、辛夷も咲きはじめ、野の花も開き始めています。
春は、そこまで来ているようです。