「釈尊の四諦の教えと有力な仏弟子・信者の誕生」
講師は丸井浩先生(東京大学名誉教授).
会場はマルニ額縁生涯学習センター.
詳しいレジュメが配られたので講義の内容,特に特有の用語を確認しやすかった.
第1話の四諦から第12話の有力な二人の仏弟子誕生までユーモアをいれながらわかりやすいお話しだった.
キーワードは
苦楽中道の教え,四諦(四聖諦)八正道,理論知と実践知,ダルマの思想,修行僧団(サンガ)の誕生,初転法輪(しょてんぽうりん),無我=五蘊(うん)無我=非我の教え,次第説法(しだいせっぽう),阿羅漢(拝むに値する人),梵我一如(ぼんがいちにょ),仏法僧の三宝.
地名と場所として
ヴァーラーナシー(ベナレス)郊外の鹿野苑(ろくやおん)=現サールナート,マガダ国のウェルヴェーラー村(ブッダガヤー),マガダ国の首都ラージャガハ(王舎城おうしゃじょう),ガヤーシーサ山(像頭山ぞうずせん),竹林精舎.
人物として
ヴァーラーナシー(ベナレス)の富裕商人の息子ヤサ,カッサパ三兄弟の長兄ウルヴェーラ・カッサパ,マガダ国王ビンビサーラ,シャーリプトラ(舎利弗しゃりほつ),アウドガリヤーヤナ(目連もくれん).
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往路は東武線に乗って足利市駅で下車し渡良瀬川を渡りまずJR足利駅まで歩いた.
近くにある神社を探して足利伊勢神社に参拝した.

内宮(天照皇大神),外宮(豊受大神),月讀宮(月讀命).
講演会場は企業の名称を冠しているが,実質的には市の公民館的建物で部屋の数が予想以上に多い.

友好都市済寧市は孔子の誕生地曲阜がある.

「論語」
雍也篇第六の二十三章
述而篇第七の二章
(次は不明)
述而篇第七の二十一章
済寧(さいねい)市(昭和59年9月21日締結)
国外では、隣邦である中華人民共和国のうち、特に聖人孔子の遺徳を通じて、わが国の儒学の殿堂として千年の歴史を誇る史跡足利学校に深く関係を持つ山東省曲阜県が対象となりました。
昭和57年に曲阜県との友好都市締結を申し入れました。その後、昭和58年10月中国で行政改革が行われ、曲阜県を含む1市7県によって新たに済寧市が成立し、済寧市との友好都市締結が推進されました。
昭和59年5月、済寧市長より友好都市締結決定の親書が寄せられ、足利市長を団長とする「足利市代表友好訪中団」が済寧市を訪問し、同年9月21日に友好都市調印が行われました。
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講座後にまず鑁阿寺にお参りした.

ランチは市役所の先を西に入った鳥峰うなぎ店にいったが,食事は終了になっていたので市役所の先北東にあるふかのさんで鰻重(上)をいただいた.ふかふかの蒲焼で濃厚なタレ.お新香がつく.座敷の机と下のテーブル二つずつなのでギリギリ満席状態だった.
次に講座の主催者である足利學校に入学した.





断続的に降ったが傘はささずにすむ小雨だった.
復路はJR両毛線(この時間1時間に1本,43分発の上下列車)下りに乗り終点小山から宇都宮線で大宮.
前回の足利訪問は10/16/2022.