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チカタの森

日々の出来事と趣味の記録.

「三好学教授と小石川植物園」

2025年03月15日 | 植物・園芸

小石川植物園柴田記念館で開催中の一般展示「植物学教室の三好学」関連企画.

会場はエーザイ株式会社KKCビル1F101会議室.

講師は長田敏行先生(東京大学名誉教授,小石川植物園元園長).

三好学は植物生理学講座初代担当.

ペッファー(WILHELM PFEFFER)の下に留学.ライプチッヒ大学教授で植物生理学担当.

予備門時代の成績表.

学生時代の研究.コウシンソウ(タヌキモ科)の発見.

メンデル(GTRGOT J. MRNFRL)のブドウにまつわる話.

ミクログラフィア(MICROGRAPHIA)の初版本.

サクラとハナショウブ.

植物生態学.

ミズキの実験.


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日本植物園協会60周年記念プレシンポジウム

2024年11月23日 | 植物・園芸

「日本の植物園遺産 薬用植物園ー植物園の誕生と歴史」

会場は小石川のエーザイ(株)本社5階ホール.

第1部 日本の植物園のはじまり

星薬科大学薬用植物園元園長 南雲清二

(植物園は洋の東西を問わず薬草園から発展的に誕生した)

小石川植物園元園長 邑田仁

(日本最古の植物園である小石川植物園の歴史)

第2部 国民の健康を支える製薬会社の薬用植物園

(日本植物園協会の第四分野会員施設から3施設の活動紹介)

内藤記念くすり博物館附属薬用植物園課長 亀谷芳明

武田薬品工業株式会社京都薬用植物園園長 野崎香樹

日本新薬株式会社山科植物資料館館長 山浦高夫

第3部 未来の薬用植物園

講演者対談

**************************:

第四分野所属園が冊子の最後に紹介されている.

42園のうち公開されている薬用植物園は17園だが,申し込み制で見学できる施設もある.

これほどたくさんの製薬会社,薬科大学・薬学部が薬用植物園を持っているとは知らなかった.

機会をみて訪れてみたい.

公益社団法人日本植物園協会のウェブサイトはこちら


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ハンゲショウ

2024年06月30日 | 植物・園芸

朝散歩の途中で見つけたハンゲショウ.どくだみ科.

Saururus chinensis Baill.

上の方の葉の表面が白くなるのが特徴.

半夏生,半化粧,片白花.

半夏生は七十二候のひとつで夏至から11日目頃からの5日間.

太陽の位置によって決まり今年は7月1日から始まる.


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庭の花と観葉植物

2024年06月22日 | 植物・園芸

梅雨を象徴する紫陽花.

ネジバナはラン科ネジバナ属.Spiranthes sinensis var. amoena.

去年NHKの「らんまん」で登場した頃にちょうど咲いているのを見つけた.

今年は去年より数が増えている.

芝生などに生えると記載されているが,まさにここは芝が植えてあるところで,ここから離れた場所もそうだ.何か環境的に適した関係があるのだろう.

草取りはせず黒い土が自然に覆われるままにしてあるので「雑草」が入れ替わり生える.

土の中はシードバンク(seed bank)として様々な草の種を持っていて,一種類の植物で独占せず時間的・空間的に分け合って生育し交代していく.

数週間前まではドクダミが優勢だった.

ムクゲ.

ニチニチソウは三色とも屋外で冬を乗り越えてくれた.

極小輪のニチニチソウであるサントリーのフェアリースター®も元気に咲いている.

手間がいらず綺麗に長く咲き続けてくれる.

大中小あるパキラのうち大が長く伸びたので5月19日に枝の途中でカットして葉のない状態にした.ひと月たって新しい葉がしっかり成長した.

カットした先の部分は挿し木した.

こちらはやっと新しい芽が出てきたところ.

根付いてきただろうからそろそろ観賞用の鉢に植え替えよう.

ガジュマルは枝が徒長したので6月6日に短く剪定した.

新しい枝をどんどん伸ばしてきた.

挿し木した枝がこちら.

日陰に置いてある.ひと月経過する7月6日以降に鉢上げする予定.

サンセベリアは光線たっぷりで乾燥気味がよいので屋外の半日陰でみている.

同じく屋外の半日陰にスパティフィラムを置き水やりを頻回にしている.

この他の室内に置いてあるポトス,ディフェンバキア,テーブルヤシも気温が上がって成長が速くなった.

観葉植物一般に風通しを良くすることが大切と言われるので,室内で管理する場合は窓を開けたり時には屋外に置くようにしている.

ベンジャミンゴム(初代が枯れる前に挿し木した二代目が二本)とカンノンチクはずっと歴史が長い.

5月4日に購入した多肉植物の寄せ植えも元気だ.


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南方熊楠フォーラム in 本郷

2023年10月28日 | 植物・園芸

南方熊楠の植物学を語る

南方熊楠顕彰館が主催する講演会・シンポジウム.

14:00~17:00.

会場は東京大学本郷キャンパス理学部2号館講堂.

基調講演:塚谷裕一(つかやひろかず 東京大学教授)*

(第33回南方熊楠賞受賞記念講演)

「これまでしてきたこと:植物学とその周辺」

シンポジウム:

研究発表1:細谷剛(ほそやつよし 国立科学博物館植物研究部長)**

「南方熊楠・菌類図鑑 ~100年前のリレーショナルデータベース~」

研究発表2:土永知子(南方熊楠顕彰館学術研究員)

「熊楠邸の維管束植物標本から見えてきたもの」

パネルディスカッション:南方熊楠の植物学

牧野富太郎博士との違いなど興味深い内容だった.

全体の印象として,挨拶した名誉館長?の田辺市長らも含めて熱い思いが伝わってくるものだった.顕彰会の活動がとても盛んである.田辺市の観光案内も配られていた.いつか訪ねてみようと思っている.

構内のケヤキは色づき始めているがイチョウは緑のまま.

ギンナンがたくさん落ちて特有の匂いを放っている.

すっかり日が暮れた東京の街を歩くのも久しぶりだった.

春日通りを御徒町方面に歩いていくと東大構内から出てきた都営バス上01がちょうど来たので湯島4丁目で乗車し上野公園山下で下りた.

*「スキマの植物図鑑」中公新書 は手元にある.他にエッセイなど著書多数だが,この本が最も売れたらしい.

**国立科学博物館で2017年に開催された生誕150年企画展に携わった.

講演会の記録はここ

(編集中)


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