講師:矢守航准教授(東京大学大学院理学系研究科)
演題:「植物工場における作物生産」
場所:東京大学理学部2号館4階大講堂
植物工場は大きく二つの種類すなわち人工光型と太陽光型がある.後者は一般的なハウスと外見上は同じで816haあり,前者は33ha,191か所ある.
植物工場の利点は4つ.
1.水の使用量が極少ない(循環させるので)
2.無農薬(特に人工光型)
3.最適な生育環境をつくれる(生育速度は通常の3-4倍)
4.同一品質
オランダで最も盛んにおこなわれている.(動画で高度に自動化された工場を紹介)
光合成反応をいかに効率よくおこなわせるかがポイント.
そのための環境要因は数多いが,主なものは
温度,湿度,光量,光質,CO2濃度,空気循環.
とりわけ光が重要でその解説あり.
レタスには青:赤=1:3の光が最適.
環境要因を調節して特徴ある作物をつくる工夫をおこなう.
余興で提示されたカラフルローズ(↓).
まだ採算が合う物の方が少ないが,今時のように天候不順で野菜の値段が上がったときは有用性が増す.味や成分で付加価値をいかにつけられるかが重要だと思う.また,使用する水の量が少なくてすむのは将来危惧される水資源不足への対応策となるかもしれない.
(写真掲載は演者の許可を得ている)
終了後に東京メトロ本郷三丁目駅前の名曲喫茶麦でランチ.
地下1階.レトロで残っていることが有り難い喫茶店.
昔ながらのナポリタン.ちょっと甘め,タバスコをかけるとちょうどよい.¥600.
コーヒーにちゃんとクリームが(小さい容器で)つくのがよい.¥300.
セット割引なのか合わせて¥750になっていた.
日射しがなく肌寒い一日だった.