「南方熊楠の植物学を語る」
南方熊楠顕彰館が主催する講演会・シンポジウム.
14:00~17:00.
会場は東京大学本郷キャンパス理学部2号館講堂.
基調講演:塚谷裕一(つかやひろかず 東京大学教授)*
(第33回南方熊楠賞受賞記念講演)
「これまでしてきたこと:植物学とその周辺」
シンポジウム:
研究発表1:細谷剛(ほそやつよし 国立科学博物館植物研究部長)**
「南方熊楠・菌類図鑑 ~100年前のリレーショナルデータベース~」
研究発表2:土永知子(南方熊楠顕彰館学術研究員)
「熊楠邸の維管束植物標本から見えてきたもの」
パネルディスカッション:南方熊楠の植物学
牧野富太郎博士との違いなど興味深い内容だった.
全体の印象として,挨拶した名誉館長?の田辺市長らも含めて熱い思いが伝わってくるものだった.顕彰会の活動がとても盛んである.田辺市の観光案内も配られていた.いつか訪ねてみようと思っている.
構内のケヤキは色づき始めているがイチョウは緑のまま.
ギンナンがたくさん落ちて特有の匂いを放っている.
すっかり日が暮れた東京の街を歩くのも久しぶりだった.
春日通りを御徒町方面に歩いていくと東大構内から出てきた都営バス上01がちょうど来たので湯島4丁目で乗車し上野公園山下で下りた.
*「スキマの植物図鑑」中公新書 は手元にある.他にエッセイなど著書多数だが,この本が最も売れたらしい.
**国立科学博物館で2017年に開催された生誕150年企画展に携わった.
講演会の記録はここ.
(編集中)