江副 康成 鳥栖市の未来を語るブログ

鳥栖市議会議員として鳥栖市の未来に対する思いを語るとともに、その活動の様子を議会および議会外についてお知らせします。

「議会だより」から

2010-08-07 17:40:05 | インポート
議会だより視察
議会だより編集委員会から先進地視察として、8月5日
広島県安芸高田市、翌6日は岡山県美咲町へ行って参
りました。どちらも力作であり鳥栖市議会が学ばなければ
ならないところが少なからず発見できるところとなりました。

美咲町の亀甲駅・・・すぐ近くに庁舎がありました。


傍聴記、市民からの声
安芸高田市でまず目を引いたのは、効果的な写真を議員
自ら撮ってそれを上手く使うことへの熱意です。我々にとっ
ては限られた議員活動の時間の中で、少々負担が重い気
もしましたが。それと傍聴記として議会傍聴に来られた住民
の方の忌憚のないご意見をかなりのスペースを持って記載
されていることです。議会と発言できない傍聴人とのコミュ
ニケーションツールとして是非我々も取り組まなければと
私は強く思いました。

議員自ら議会活動を記す
美咲町は議員が一人1ページを使い、一般質問の内容を
答弁を含めて起案するというところに私は強く引かれました。
現在の鳥栖市議会は掲載希望の質問を200字以内で事務
局に渡し、答弁は事務局任せのようになっています。議員と
して市政に対し、何を問題とし、どういう提案をしたいのか全く
といって良いほど読んで伝わりません。私は美咲町が表彰を
受けられたことは至極当然だと思います。

テレビとのコラボレーション
また、美咲町は町営のスタジオを構えられケーブルテレビ等を
通して住民とより強い絆を築かれようとしています。当然議会
活動もケーブルで流され議会もライブと録画中継で放映され
ています。そして告知放送、番組案内を兼ねた5分程度の枠
の中で、議会活動の事前お知らせもなさっています。
テレビを使ったタイムリーな啓発活動、同時性、速報性、議会
だよりという紙面の弱点を補い、一歩も二歩も先を行かれてい
るようです。

議員として議会として信頼されるように
議会基本条例の制定等、議会が市民の負託に応えるための
約束事の整備が急がれていますが、目的とするところは議会と
市民との距離感を如何に詰めるかということに尽きると思います。
議会だよりもその重要なツールであり、その目的に適えば形式
は最後は自由かなと思います。
ところで阿久根市長の報道を見ると、市長から議会が不用論を
叩きつけられいるようにも見えます。鳥栖市がそうならないため
に、議員として、議会として、その活動を正直に見ていただき
幾ばくかの期待を持ち続けていただきたいものだと私は改めて
思いました。