七日の行事食

病院の昼色に、七草粥、と野菜の煮付け、デザートがでた。
正月のご馳走ずかれの、胃を休めるために、昔の人の知恵

今どきは、春の七草もスーパーに行けば、手軽にすぐ揃う。
昔は芹やかぶ、冬菜などを微塵切りにして簡単な家庭料理をつくったもの。
トウトノトリト、合わせて、バタバタ
何て、歌を歌いながらまな板の上で、微塵にした懐かしい料理の一つ

無病息災を祈って、江戸時代からつずいた、行事食
病院でリハビリーに、専念する人に、どんなに聞こえたか？？

とににも角にも、一日も早く病魔から逃げ出して、健全な日々を送りたい
そんな声が、聞こえた気がする。

あけましておめでとうございます。

2015年が始まった、年女の私は何お目標に生きたら良いのか？
一年の計は元旦にありとゆうけれど、差し詰めこの病院生活を抜け出し、前に進みたい。
主人が同じ病院に入院して居るので、何かと頼られ、言語障害の通訳をしながら身の回りも
補助が必要であり、役立って居ると自分では思っている。
元の古巣に戻り、どんな生活が出来るか？老老介護の生活設計を考えている。

新年の朝食は、パンと、ジャム、ポタージュスープ、インゲンとハムの炒めもの、牛乳だった

立派なお供え餅が飾られ、松に千両も添えられ正月気分だった

病院モクリスマスモード

あっとゆう間に、二ヶ月がすぎた。
毎日午前午後と魔弾なくリハビリーが、本日は屋外の歩行訓練。
足に一キロの重みをつけてカニ歩き、腹筋二十回、膝曲げ四十回なかなかハードなり。
右手の肩から腕にかけえ、どんよりした痛みがある。肘を梃子に起き上がる時の筋肉痛。
コウヤクヲペタペタハル。
効き目があるのかないのか、解らない？
そんな毎日の繰り返し。
食事は柔らかめのご飯、味噌汁、おサイが定番なんだけど、本日はクリスマスイブメニュウ
ハンバーグ、野菜サラダ、🍰、ポタージュスープクルトン入りだった。明日はパーティーもあるそうな？。
病院のXmasも、まいいか！

ラウンドアバウト

この言葉を新聞で見て、懐かしく思う。
ロンドンで孫が生まれた時、産後のお手伝いに出向いた。
欧州では普及していた信号のない、環状交差点。
右を常に優先、グルグル回って進行する車に、合理的配慮と感心したもの。
日本でやっと取り入れたそうな。

六十年代だったと思う、国際免許証を取り、郊外を運転したのを懐かしく思い出した。
公園で犬をはなしがいにすること、人間の子供をひもつきにすること、
お国によっていろいろな違いがあるものと思った。

今となって、あれやこれや、ことの他懐かしい。ラウンドアバウトに寄せて。

六十九回目のあの日

晴れ渡った夏の、青空が広がっていた、朝からラジオがなって居る。
本日、十二時、重大放送があります、必ず聞いてください！
何度も繰り返す放送だった。
家族全員、と言っても、兄たちは兵役、徴用学とで家にはい無い。両親と弟そして私。
ラジオの前に一時間も前から首を揃えて座っている。
父は、一言、日本は負けた と一言言った。
それがどうゆう意味なのか、ピンと来なかった。
ポン ポンピーン 十二時の時報がなった
只今より重大放送を致します。 全国民に告ぐ、忍びがたきをしのび、耐え難きを耐えーー
あの詔勅が聞こえて来た。
正座して聞いていた私は、涙いってき出なかった。
ボーゼン フラフラと立ち上がり家の外に出た。
太陽だけはギラギラ、陽射しの街中を歩いた誰一人人影も無く、シーンと、静まり返っていた。
頭の中が空白に成った。

十代半ばの終戦の日、八月十五日は空白の日だった。
心の整理に、時間がかかった。
時が解決するーー言葉があるけど忘れられ無い傷跡は心に残った。