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80才のつぶやき

孫から御下がりのipadを
使い始めて10年。今は90歳です。
お一人様の、終活の日常を綴ります。

始めあれば終わり有り

2013年04月28日 | 昔の思い出

八十年も生きて来ると、色々なことに遭遇し、悲しみや喜びを味わう事になる。

先代の築いた事業を、時代の趨勢と共に、形を変えその中で生きてきた。

始めるエネルギー、終わるエネルギーどちらも大変。

近くのかかりつけ病院が、あっっつとゆう間に新人先生と成り、外壁のみが残り、

様変わりをした。

玄関前の立派な柘榴の木も、バッサリーーー切り取られ跡形も無し。

院内も改装され、備品も新品と成り待合室にテレビが入った。

システムも変わったのであろう、従業員も生き生き、受け答えに新鮮さを感じる。

新しい器に、新しい命が吹き込まれた。

どんな風に、此れが生き延び、発展して行くのか??

興味深く見守って居る。


藤の回廊

2013年04月24日 | 老夫婦の日常

桜の花が散って、葉桜となれば、次に咲くのが藤の花。

娘の車に乗り、お城の公園にゆく。

広いお堀の周りに、藤の花の回廊ができて居た。

五分咲きの花房を垂らして、香りも一面に、楽しむ人々で一杯だった。

木紅藤  九尺藤  三尺藤  白田野藤  紫花美短藤  白花美短藤  六種類の藤だった。

一週間もすれば、満開の見事な藤棚になるであろう。

お城をバックにカメラで、ぱちり、不思議な虹がかかりよいきねんとなった


興味を持って***

2013年04月22日 | 老夫婦の日常

街中に住んでいると、色々な物を見て、聞いて、楽しむ事ができる。

八十過ぎて、車の運転も返上、遠出はおっくうになる。

歩いて十分、日本刺しゅうの展示が有った。 着物や、帯、小物に絹糸で気の遠くなる様な手作業。

時間を懸けて仕上げた物ばかり、目の悪い私は、ただただ感心あるのみ。

テレビでお馴染みの 浜のり子 さんの難しい経済講演会が有り、主人の代わりに出席。

アベノミックスの批判や、声の悪さに嫌気がさして、早々に退散した。

興味のあるもの、ないモノ,あたりはずれが有りますね。

それでもボケ防止に、体力のある限り、参加したいと願っています。

 

 


窓外の緑

2013年04月18日 | 昔の思い出

近くの公園の枯れ木が、あっとゆう間に緑で埋まった。

明るい日差しに芽吹きの若葉が輝いている。どんなに天変地異が有ろうとも

春は訪れ、万物は蘇る。そんな生命の不思議を肌で感じるのも、この時

ベランダのカランコラも、大きく成長、満開黄色の花を咲かせて居る。

水やりと、肥料をやれば、こんなに応えてくれるんだ。!!!

一方ブーゲンビリアは、枯れ木のまま、いつめがでるのか?

活きているのかな??   気を揉ませる。

人間も同じ用な思いで、やきもきし乍ら、成長を見守る。

三人の孫達も道筋は決まった。あとは本人の努力で見事な花を咲かせて欲しい。

老婆心ながら祈っている。

 


旬の飛魚

2013年04月17日 | 昔の思い出

翼のように尾びれを広げ、海面を鳥のように飛ぶ魚、飛魚を見ると

どうも、嫌な気分になる。

私が小学生の頃の、悲しい、悪い記憶から来るものだった。

兄弟は、男四人と私、三人の兄がいた。

長兄、勝兄は、弓道五段、袴姿は凛々しく、歌舞伎俳優、三津五郎に似て

格好よかった。十才の年齢差のためかあまり記憶に残る、会話がなかった兄。

戦時中、二十歳の若さで、肺結核に罹り帰らぬ人と成った。

深い悲しみにくれた、両親の落胆ぶりは、幼い私にも薄々理解できた。

兄の栄養を取るためか?ーー笊に載った飛魚二匹ーーこの記憶が鮮明と有り

旬の魚、飛魚を見ると、鳥肌立つので有ります。

あごだしは、ことの他、美味しいのにーーー