80才のつぶやき

孫から御下がりのipadを
使い始めて10年。今は90歳です。
お一人様の、終活の日常を綴ります。

2011. 11. 11

2011年11月11日 | 老夫婦の日常
一が六個もつずく、この日誠に御目出度いお誕生日、87歳万歳。
大正生まれの我が家の主人、癌で五回もメスをいれ、其れでもめげずに生きて居る。
何とギネス者ではないか? といつも思いながら、老老生活をおくっている。
子供や、孫から、心からの贈り物がとどいた。 感謝多謝。
そんな中で、一番印象に残ったのが、大正14年十一月十一日当日の読売新聞だった。
明治七年創刊 yomiurishimbun 水曜日 17482号
一面は本の広告でしめられ、今時とちょっと違い面白く二面から、時事政局、文化子供のpージ
四コマ漫画もあり、八面に小説、広告で構成されて居る 中を拾い読みすると
徐州占領、東京市ラジオ展覧会とか、歌舞伎座で 乃木将軍 を左団次が演じ評判とか、
なかなか面白い。
当時の新聞代 一部 四銭 一ヶ月 八十銭と地方に郵送すると前金で、九十銭
と書いてある。当時の貨幣価値が解り面白い。
横文字も右から読んだり、左からだったり、混在して居る。
虫眼鏡で、ルビだらけの、文章をゆっくり読みしばらく楽しめます。
思いがけ無いプレゼントだった。 どうもありがとう!


私の後始末

2011年11月07日 | 老夫婦の日常
この頃の人間の寿命も伸び、百歳なんて珍しく無く成った。
今わなき母の友人も、つい先ごろ百四歳で見事な生涯を、おわられた。長年俳句が
趣味で本も何冊か出版された。ご家族の方に最後はどんなでしたか?
と、尋ねましたら二年位は、寝たきりがつずき、最後まで意識はあり、周りの人人に
御世話になりましたと、お礼の言葉で息たえたそうです。
見事だなー!
私もそんな風に終りたいなあー
後五年位は何とか自立生活ができるような気がする。その先は見当もつかない。
自分が自分でいられるうちに、色々の手仕舞いを考える可きと思う。
自分の始末は、自身でやらねば! 何から? 手始めに沢山の生地を、形にしよう!
体力と、目のご機嫌を伺いながら、ゆっくりと休み休み、上着を一枚縫った。
一歩前進!
娘が呟くには、お母さん百歳迄生きるわ? ですって?。。

これ喜ぶ可きか考えちゃうよ! 後二十年有るんだよ!