あおぞら日記

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自己防衛と相手の気持ち

2014年09月26日 | 想い
今回のヘルパー24時間体制にあたって、新しい事業所が3ヶ所増えた。
よって、ヘルパーさんはおおよそ10人程度増えた。
年齢層もまちまち。
これだけ増えればいろんなタイプのヘルパーがいる。

先週からスタートしたわけで、「はじめて」だらけである。
そんなことは当たり前なわけで...

今夜の泊まりのヘルパーさん。
何をやるにしても、まず 「私初めてなんで、よろしくお願いします。」と言う。
もう本当に何を頼んでも言うのである。

意識的なのか、無意識なのかはわからないけど。
自己防衛なんだと思う。

初めてだから、ちゃんと教えて。
初めてだから、失敗するかも。
初めてだから、大目に見てね。

「初めてだから」にいろんな思いや意図を感じる。
そして、私はこの言葉をとても不快な想いで聞いている。

初めてだから、なんなのさ!!

そんなのはわかってる。
だけど、初めてで許されることにも限度がある。
何でも優しく教えてもらえたり、何でも許してもらえると思ったら大間違い。
私はそんなに優しくない。


自分のことを守るばかりで、言われる人の気持ちを考える余裕がないんだろう。


そんな「初めて」づくしのヘルパーに、生活を任せる気持ちを考えてほしい。

私は、「だったらなんでこの仕事断らなかったの?」って思った。
断ってよ!!って思ってる。
そんな人に任せられない。
そんな状態で、泊まり勤務なんて引き受けないでもらいたい。

他人に自分の体や生活を委ねることは、ただでさえ勇気がいります。
夜間は特に不安です。

ちゃんと見てるから。
ちゃんとやるから。
大丈夫だよ。

って、安心させてほしいのに、自分のことばっかり。
不安を煽っていることに気づいていない。


それが意識的であろうと、無意識であろうと、不快な気持ちを抱きます。

自分が責任をもって出来るようになるまで、一人ではやらないほうがお互いにためにいいと思う。
「初めて」なんて理由で許されるのなんて、たかが知れてる。
むしろ責められることだってある。


自己防衛が悪いとは思わないけど、相手の気持ちも考えないといけないと思う。

そんなこんなで、今夜は眠れそうにありません。