Landscape diary ランスケ・ ダイアリー

ランドスケープ ・ダイアリー。
山の風景、野の風景、街の風景そして心象風景…
視線の先にあるの風景の記憶を綴ります。

身体の声を聴く~養老孟司に学ぶ老いを楽に生きる~

2024-07-03 | 想像力

 

雨続きの日々は体内時計が変調し、自律神経失調気味です~

今朝は久しぶりの雨上がりの青空~♪♪♪

そんな気鬱を晴らす青空のような養老先生の身体感覚溢れる言葉に救われました~

 

動物はいちいち意味など考えず、感覚だけで生きています~

猫が日当たりのよいところにいるのは、そこにいるのが気持ちよいからです。

「まる」もいつも夏は家の中で一番涼しいところ、冬は一番暖かなところを陣取っていました。

 

 自分にとって一番居心地のいい場所を探して暮らす。

そうすればストレスもありません~

そんな猫みたいな生き方が幸せなのかなと、改めて考えてみたりします。

 

最後の画像は、病気発症前(健常者の頃)

一番居心地の良かった場所、堂ヶ森~♪♪♪

 

夏本番、暑いからとエアコンの効いた部屋でダラダラしていないで、

自宅から自転車で1000mの峠越えをして登山口に到着し

四国三大急登の尾根道を息せき切って上り、

樹林帯を越えた先の稜線には、

身も心も蕩かす天然の涼風が吹く真夏の別天地が待っています~♪♪♪

幾つになっても、身体を使って汗をかいた先に、

本当に居心地のいい場所が待っていると私は信じています~

さぁ、この夏を無事乗り越えるために、

今の私の身体能力で辿り着ける居心地の良い場所を見つけなければ~

 

養老孟司 命に関わる大病を患って実感した、

体の声”を聞くことの大切さ


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2 コメント

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人間も動物 (鬼城)
2024-07-04 07:05:09
心地いい場所は探し求め、そこに定着する。
熊や農作物を荒らす動物たち、それが変化している気もします。
まあ環境破壊は人間がしたことですから・・・
暑いけれど動かなければ、動けなくなる年代です。
今朝の愛媛新聞、西条の一色さん石鎚の写真家の方が出ていました。
県美南館で写真展開催とか?
山より生活を重視した内容のようです。
シルクロード美術展に行く予定ですが、いつ行くか?
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大事なものを忘れた日本人 (ランスケ)
2024-07-04 08:51:22
おはようございます~
昨日松山の気温は、34℃を越え、ほぼ猛暑日~
私の部屋は南西に大きく窓が開けたベランダなので
午後は温室状態~室温35℃超えました~
だから真夏は、部屋から何処かに避難しないと
熱中症で危険です~
養老先生の云うように真夏を快適に過ごす
居心地のいい場所を探すことが、
この夏を無事乗り越える生存術です~

野生動物の市街地への進出は、
ササユリの絶滅危惧種指定記事でも触れたように、
日本の自然環境は農林業の一次産業従事者による定期的な山野の手入れによって成り立っています~
それをこの30年間の新自由主義政策によって、
安い外材や農産物ばかりを優先的に輸入してきたので、日本の農林業は壊滅的な被害を受けました~
手入れをしない山野は荒れ放題~
熊や鹿やイノシシによる被害は、
国の新自由主義政策と気候変動(これも人災)
による、自分たちの本来の住環境を破壊された
野生動物たちの必然の行動です~
昔の日本は動物と人間がそれぞれ住環境を住み分けて共生していたのです~
その生態系のバランスによって、
日本の豊かで美しい自然環境が成り立っていました
本当に大事なものを忘れた今の日本人は、不幸ですね~
養老先生の云うように、
居心地のいい場所を探さなければ~

不思議なのは、
学生時代、愛大山岳部に在籍していた鬼城さんから
愛大小屋のあった堂ヶ森の話が出て来ないことです~??
失った往年の四国の山の自然風景の残る
最高に居心地のいい山域なのに~
不思議です~
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