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6/8、6/9、二日分のお遍路の記録です。
6/8、小雨模様の朝でした。
前日打った佛木寺門前まで叔父さんに車で送ってもらい、スタート。
難所といわれている明石寺までの山越え、歯長峠の山道は、
初めは、なだらかな勾配が続きます。
後半に胸突き八丁、急勾配が待っていました。
まだ余力のある午前中で良かった。余力のない午後なら根を上げているところ。
43番明石寺ではkyoichさんが待っていてくれました。
また昼食のお接待、御馳走様でした。
そして、まるで時代劇のセットのような卯之町の街並み保存地区に案内してもらう。
ここは四国の旧い街並み保存地区では、もっとも保存状態が良いように思う。
明石寺では、何度か途中の遍路道でお会いしたIさんを撮らせていただく。
この日は、大洲まで足を延ばしたが、旧道の鳥坂峠越えが長かった。
いつまで経っても山を下ることができず、大洲市内の宿へ到着したのが日もとっぷり暮れた8時前。
食事、風呂、洗濯が終わるころには疲れ果てて、そのまま寝入ってしまった。
6/8の歩行距離、30.1km。
6/9、大洲盆地特有の霧の朝でした。
43番明石寺から44番大宝寺までの距離は約68km。
四国遍路の札所間では3番目に長い。
とにかく今日も距離を稼ぐために歩き続けなければならない。
弘法大師伝説のある十夜ヶ橋経由で内子へ。
現役の旧い芝居小屋、「内子座」を観て街並み保存地区を歩き、
小田川沿いの道を、ひたすら歩き続ける。それにしても今日は暑い。
鮎釣りが6月から解禁になって長い鮎釣り用の竿を振る釣り人の姿が見られる。
そういえば歯長峠で、今年初めてのカッコウの声を聴いた。ホトトギスの声はずっと聴いていた。
初夏から梅雨の風物詩を身近に感じるお遍路旅だ。
ノーベル賞作家、大江健三郎の故郷、大瀬も旧い街並み残る街だった。
そして今日は、5時半には小田と久万の分岐にある宿に到着。
さて、明日(今日)は44番大宝寺と45番岩屋寺を打つ予定。
これで札所も半分を越える。
6/9の歩行距離、27.4km。
それにしてもどこへ行っても難所が待っているのが遍路の宿命のようですね。やれやれ!
お遍路は、色んなアクシデントや出会いを含めて、すべて旅の空の下。
それを受け入れると、気持ちが楽になりますよ。
今日更新記事に書いた不思議な巡り合わせを含めて。
クニシンくん、今はホンダくんと一緒ですよね。
彼との出会いを聞きましたか?
クニシンくんとの出会いも含めてお遍路は、不思議な縁で繋がっています。
明日は道後温泉で、ゆっくり休んでください。
本来、同じに周る予定でしたが一昨年に事故をして長いリハビリ中で家より応援しています。
色々の出会いがあったりで楽しい旅を続けて高野山には同行するのを楽しみに待っています。
そうですか、Iさんと御一緒にお遍路をされる予定だったのですね。
Iさんもお元気で歩かれていました。
事故後のリハビリ大変だと思いますが、私の旅の風景写真からIさんと共に歩くはずだった
お遍路旅へ思いをはせて頂ければ幸いです。
コメントありがとうございました。