Landscape diary ランスケ・ ダイアリー

ランドスケープ ・ダイアリー。
山の風景、野の風景、街の風景そして心象風景…
視線の先にあるの風景の記憶を綴ります。

猛る夏

2020-09-06 | 風景

 

屈指の最強台風10号接近の影響なのだろう(フェーン現象)

9月なのに猛る夏が戻って来た。

今夏、最大級の積乱雲が、もくもく夏空にせり上がってきた。

何処かいい夏雲撮影のロケーションを探した。

八ツ塚の古墳群ならお地蔵様を前景にして撮れる。

この閃き、見事に当たった。

この夏一番の写真的成果は、湧き上がる積乱雲でした(笑)

 

ツバメも南へ帰る準備を始めた。

海に近い工業団地にツバメの群れが集結している。

という情報をmasaさんから動画で送られてきた。

台風通過を待って、一気に南へ旅立ってゆくのだろう。

季節は夏と秋が交差する。

しかし、今日も猛暑日。

最後は蜘蛛の巣が、とても綺麗でした。

 


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2 コメント

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積乱雲 (鬼城)
2020-09-07 08:04:26
日本語、特に漢字の表現は感覚的にも素晴らしい!
怒り狂った猛暑の名残です。地蔵尊、毅然と建っている姿は国民でありたいですね。
ツバメ、越冬準備・・・
行く夏、短い秋、楽しみが待っています。
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今夏を象徴する風景 (ランスケ)
2020-09-07 22:24:27
鬼城さんのご指摘で、自分自身も意識していなかった「猛る夏」の意味に気づきました(笑)

今夏は記録的な猛暑の夏と共に、コロナ禍第2波の猛威に晒された夏でした。
どちらも過酷な天災ですが、そこに至る前に止められた人災であったことも忘れてはなりません。

以下の京都新聞の記事を貼っておきます。
応仁の乱以来、550年ぶりの神仏習合の疫病終息と国の安寧を祈る御霊会です。

https://www.kyoto-np.co.jp/articles/-/353046

弘法大師伝説の聖地で、この湧き上がる猛々しい夏雲を撮ったのも、後付けですが何かの縁(えにし)を感じます。
この夏を象徴する風景だと。
日本を覆う悪霊と疫病が禍々しく湧き立つ凶事。

そして地蔵菩薩は、忉利天に在って釈迦仏の付属を受け、
釈迦の入滅後、5億7600万年後か56億7000万年後に弥勒菩薩が出現するまでの間、
現世に仏が不在となってしまう為、その間、六道すべての世界
(地獄道・餓鬼道・畜生道・修羅道・人道・天道)に現れて衆生を救う菩薩であるとされる 。
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