肝心なものだけ いつも見過ごして 気がつけば何にも 残っていなかった
優しさは疑い つき離されれば 寂しさに荷まれていたけど
君を想い 眠るから feel me 君を想い 眠るから so stay with me...
H∧L「Stay With Me」より
昨夜は何時も通り19:00に薬を服用した。昨日は流石に疲れて昼寝も出来るだろうと、横になってみるも、昨日記した様なネガティブな幻想に襲われる。つまりは、向精神薬も服用しなかったから、「うつ」症状が出たのだろう。
故に、今朝は4:00頃に目が覚めたけれど、心地良い目覚めだった。対前日比。昨日が悪過ぎたから、そう感じたのかも知れない。薬の作用を感じる。と云う事はまだ薬の助けが必要と云う事で、治っていない。セロトニンだかノルアドレナリンだか脳内神経伝達物質が上手く分泌されていない。服用薬でハイテンションになる事はなく、それでも通常なら30分もあれば記せるこのBlogも、未だ3時間程掛かっているから、以前の様に頭が廻らない。
脳梗塞で呂律が廻らなくなったりするが、頭自身呂律が廻らないと云った処か。
キーボードを打ち、記している内に次に続く文章を組み立てるのが難しい。手が止まってしまう。思考が上手く出来ないときは日記になる。
今程、禁煙、禁煙と五月蝿くなかった時代、駅の線路は敷石の数程煙草の吸い殻だらけだった。そう云った高度成長時代にサラリーマンだった人達が、その癖が直らず、未だ道路に、川に、ポイポイ吸い殻を捨てる。吸い殻だけでない。しょっちゅう、使い捨てカメラのパッケージが落ちている。デジカメを使えない世代であろう事は容易に想像出来る。「番犬」が頭から離れぬ、動物愛護なる精神も持ち合わせていない世代は、家で糞をされては始末に困るから、散歩に連れて行き糞をさせ始末せずに帰る。それが当たり前で、法改正や条例でルールを変えられてもついて行けぬ。
或る意味、仕方ないのかも知れない。私も、今までそう云う人を見掛けたら注意していたが、逆恨みされ嫌がらせを受けて来たから、それはそれで私也に対処して解決して来たけれど、理屈の通らない人もいる。黙って、ゴミを拾うのみ。私がゴミ拾いをしているのを見て、罪悪感を感じるのなら自ずとゴミを捨てるのを躊躇い、止めるだろう。そうして、ポイ捨てする人が減れば良い。私も義務でやっているのではないから、ウンザリすれば止めれば良いだけの事。
町が汚くなれば、誰かを雇って清掃する事になるかもね。雇うと云う事はコストが掛かる。それが自治会費だったり、税金だったりして、結局は皆の負担が増える。犯罪者が増えれば、警察や刑務所やら、コストが掛かる。コスト負担が嫌なら、皆がモラルを守らなくてはと思う。
比較的モラル意識の高い国だと思うけれど、もっと高かったら、国すら民営化出来ると思う。法的縛りも、取締も要らなければ、国会も裁判所も要らない。そこが「お互い様」なのだと思う。他人を思いやり、誰とも信頼が築ければ、貨幣さえ不要だ。
理想を述べても、現実は違うね。小さい頃からアニメを見て、例えば「鉄腕アトム」には確かお金が登場しない。そう云う世界観を夢見てしまったのだね、私は。
6:30家を出る。今日はゴミは少なかった。対前日比。7:30には紫陽花の下草取りをしていたからね。いい加減、足が痺れる11:20には袋満タンにして、お喋りに来たスズさんと話し乍ら、一服する。スズさんが帰り、片付けをしたら、一旦離れていたミヤさんに捕まる。
私は誰とでも話は出来るけれど、私と話す人達は互いに嫌いだと、誰かと話していると誰かが寄って来ない。今日はミヤさんと話しているのを見たヨっちゃんが不満そうにチラ見しただけで何処かへ行ってしまった。話が止まらぬミヤさんに「帰りますね」と断りを入れてもまだ喋るから、御免と話を切って帰宅する。
私が「うつ」病だとは公言しているが、私に気を遣ってくれる人はケンさんくらいかな。ネガティブな話は聞きたくないけれど、私がポジティブにしていないと、不満のぶつけ合いになる。私がポジティブにしていないと私の周りが騒々しくなる。それが嫌だから、紫陽花の下草取りを黙々と忽忽としたいのだけれど、そうさせてくれないから、私も少し困りかけている。
来年、紫陽花を見た人が「今年は綺麗に咲いたわね」と言ってくれると嬉しいな。
( ´ー`)yー-~
ジャックは隣に住むトムが週末になると何時も自分の芝刈り機を借りに来るのが嫌だったが、お人好しなのでついつい貸してしまっていた。妻のメアリーはこんなジャックの人の好さに呆れて言った。
「あなた、今度トムが芝刈り機を借りに来たら、ガツンと断ってよ!」
「わかったよ、メアリー」
丁度そこにトムがひょっこりと現れた。
「やあ、ジャック。今日、君んちの芝刈り機は空いているかい?」
ジャックはメアリーに肘で突かれ乍ら、意を決したように言った。
「今日はダメだ、トム」
「どうして?」
「今日は、俺が一日中、芝刈り機を使うからだ!」
「一日中だって?」
「そう、一日中だ!」
毅然とした態度のジャックを見直したメアリーの誇らしげな視線をよそに、ジャックはニヤリと笑っていった。
「丁度良かった。それじゃあ午後まで君の自転車を貸してくれ」