行こう 行こう 火の山へ
行こう 行こう 山の上
フニクリ フニクラ フニクリ フニクラ...
月曜日はボランティアの後バスに乗り内科診療、火曜日はボランティアの後バス電車に乗りメンタルクリニック、水曜日は雨降りの中歯科診療と、立て続けに通院と云う私にしてみれば「約束」に縛られ、其れ等「約束」を果たした気の弛みか、昨日午後は起きて居られず、ぐったりしてしまった。ヘルパーさんには悪いが、布団で横になっていた。
今日も曇り、気分が乗らない。気圧の変化は自律神経にも影響する。血圧も勿論影響する。人体は普段あまり感じる事はないけれど、環境から影響を受けている。
私は高血圧で冷え性。血中コレステロールも高かったが、これは現在処方薬が効いて基準値内。高血圧には降圧薬を処方されていて、朝服用とされているが、今の時期寒さで指先がかじかむのに、薬で血圧を下げると末梢血管まで血液を送れなくなり、余計にかじかむ。それは、降圧薬の服用時間を変える事で、体験済み。ゴミ拾いをし乍ら公園までの道のりで運動する事で身体が温まるけれど、朝、服用すると身体が温まらない。故に、今の時期、ボランティアを終えて、帰宅してから服用している。
ボランティアも体力作り及び維持を兼ねている。「うつ」も重症で1年半寝込んだ後に、体力がどの程度かと鎌倉の衣張山(きぬばりやま、標高120m)に登ったのだが、途中でもう駄目かと思った程、全くもって体力が落ちていた。
初めて登る山、予備知識等ありゃしない。ただ、標高120mと云う低い山と舐めていたのは確か。鎌倉側から昇ると傾斜がきつく、薮の中を獣道みたいな道を1人登って行く。途中休める所も無く、ヤブ蚊に囲まれ、息もゼイゼイ、汗まみれ。途中でしゃがみ込んで、息が落ち着くまでヤブ蚊を払い乍ら休み、何とかかんとか頂上まで辿りついたら、汗まみれのTシャツを絞り、ペットボトルのコーヒーを飲み干し、ベンチがあったので、ベンチの上で一眠り。2時間程休んだかな。
漸く落ち着き、やっとこさ頂上からの眺めを楽しむ。120mの低い山と舐めちゃいけない。ましてや、甘いコーヒーなど以ての他だと思い知る。甘い物は余計に喉が渇く。水が一番良いと、過去に観た登山に纏わる映画でも持って登るのは「水」である事の意味を知る。
下山はもう一本道らしき道がある。そちらを探索してみようと、来た道と逆方向だが進んで行くと、なだらかで逗子市の方に出た。バス停を探し、鎌倉方面へ行くバスに乗り、帰路に着く。
社会復帰する前に体力をつけて、体力を確かめる為に、鎌倉の衣張山の10倍の高さ、丹沢の南端は大山(おおやま、1252m)登山をしてみたい。まだまだ、先の事だけれど。山頂まで辿りつけたなら自信にもなる。
さて、登山に於ける高血圧の影響はどうなのかと調べてみた。単純に標高が高い程気圧が低くなるから血圧が下がると試した人がヒットした。確かに下がったと写真入りで血圧計の数値を掲載されているが、気温も低くなるし、酸素も薄くなるから、気圧だけを捉えて単純に下がるとは思えない。山の事故では突然死が意外と多い。脳梗塞や心筋梗塞。高血圧や高脂血漿、高尿酸血漿、不整脈等の危険因子が二次疾患のリスクを高めるから、負担の掛かる登山は無理をしてはいけない。
また、機会があるのなら登山の前に心肺蘇生術を会得しておいた方が良い。
医者から血圧管理手帳を渡されたが、血圧計を持っていない。病院や市役所、薬局に行った時に測るけれど、毎日測った方が良いと言われる。内科診察前に自動血圧計で測ると高い数値が出て、それを見せると「落ち着いてから測りなさい」と怒られる。別に激しい運動はしていないし、血圧を測る前には一応待合室で休憩してから測っているのだから、怒られる筋合いは無いのだけれど、そう云う医者もいる。
基本的には薬は嫌いだから止めたいのだけれど、万一倒れて「だから言ったじゃないか」と言われるのはもっと嫌だから、正攻法で止めようと思う。安い血圧計を見つけたから注文した。
Amazonよりも\590安く\3,500で、尚かつポイントが有ったのでビックカメラで注文した。購入したのはPanasonic 手首血圧計 EW-BW10-W。1日2回、起床時と任意の時間に計測値を血圧管理手帳に記入する。登山の際にも着けて行ける。また、自分が感じる体感具合と血圧計で数値化して見比べる事により、より体感具合の誤差を縮める事が出来よう。
( ´ー`)yー-~
2人の男が登山の最中、熊に遭遇した。慌てて逃げ出す2人。
途中で1人が止まり、登山靴を脱ぎ捨ててリュックの中から取り出したスニーカーに履き替えだした。それを見てもう1人は
「何やってんだ!そんな事したって熊より速く走れる訳じゃないだろっ!」と怒鳴る。
言われた方は悠々と落ち着き払ってこう言った。
「確かに。でも、君よりは速く走れるからね」