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VOL2 わ・た・し流

おとぼけな私ですが 好きな本のことや 日常のなにげない事等 また 日々感じたことも書いていきます。

永遠の桃花通信23

2021-10-30 22:22:51 | 永遠の桃花

ドラマ原作で、元貞事件は、結構なウエイトを占めている

ように思います。

人間界に転生した東華帝君が皇帝で、その息子に

転生した元貞。罰としての転生なので、厳しい

人生を送らねばならない。という設定。

その劫を回避して欲しいと少辛から頼まれた白浅。

夜華に助けを求めます。

これがね~🤗白浅にお願いされる夜華が

可愛いんです😁

元貞の運命簿をどうやって手に入れることができるか

悩む白浅。

夜華は、司命星君から運命簿を手に入れるのは

難しく、うまくいかないかも、と白浅に言う。

白浅は困った顔で、夜華をじっと見つめる。

(これは、白浅は意識してないけど 

普通の男なら骨抜きになるレベル)

・・・彼(夜華)は少し間をおき、

一口お茶を飲んでから言った。

「私には、一つ策がある。ただ・・・」

 

私は真摯 かつ親近感と期待をこめて

彼を見つめる。

 

  彼は笑って言った。「もし彼から運命簿を

持ち帰ってこれたら、ひとつ約束して欲しいことが

ある」

 

私は 警戒して彼を見つめる。

 

彼は何ともないような軽い調子で言う。

(中略)

人間の運命を、仙力で変えると、反動を受ける

から、仙力を封印して行って欲しい。

皇后になって天后を受け継ぐ時に

八十一回の荒火と九回の雷を受けるが、

その時にはね返りを受けると、命にかかわる、

という説明をされた。

白浅は納得して、仙力の封印に応じた。

 

しかし、まだ結婚していないし、結婚前に

夜華が天帝になるなら 私には関係ないのでは?

と、疑問を言うと・・・

 

彼は茶杯を置きじっと私を見て、突然笑った。

「それは  私が 早くプロポーズしない事を

責めているのか?」

彼の笑顔に少し目がくらんだが、謙虚に言った。

 

「私はそういうつもりじゃなかったのよ。

はは、絶対にそういうつもりじゃなかったわ」

 

この元貞編で面白かったのは、崑崙虚で勉強した

なかでも、難しい講釈を白浅が元貞に指導

しなくてはならず、(道士となった為)

苦手な学科の先生として 自分でも分かっているのか

分からないような講義をしてたところ。

挙句に、首筋にある赤いなんじゃらを指摘されて

白浅は、蚊に刺されたのね、こんな小さな

ものにすぐ気づけるとは素晴らしい観察力である。

なんて褒めて、元貞が思わず「はぁ?」と

言ってビックリするも わけわからない理屈を並べて

うまく煙にまく(≧▽≦)

 

上神である私の血を吸うなんて、その血のおかげで

8千年から1万年位長生きして  蚊の仙人になるかも

幸運な蚊だわ・・・

 

と思っています。が、前夜、夜華がお泊まりしました。

ハイ(*^^)v

夜華君、ついに共寝までゲット👍🤗

 

白浅は結構ぐっすり眠り、余程のことがない限り

起きません、夜華はそれをよく知っています。

 

しかし、この時夜華は天宮で、司音の似顔絵を見せられて

司音が白浅?と疑っていました。白浅は否定して、

翼王(鬼君)の后も自分によく似てるのよ

と濁して答えます。

 

翌朝、白浅に髪を結ってもらう夜華。

素素によく髪を結ってもらった・・・

と、思い出に浸り、笑顔になりますが、

ふと今は  もう詮無いことという思いに

心ふさぎます・・・

 

白浅が難に会わぬよう、護身用の数珠を贈るも

白浅の頭は、計画成功に向けて  他は眼中に無しです。

 

夜華の思いは まだまだ空回り・・・

 

 

 

 


永遠の桃花通信22

2021-10-30 07:45:26 | 永遠の桃花

白浅と夜華が東海で出会ってから 2~3カ月経った。

というのは、作者の経過年月日については

かなりいい加減なので、そこを気にすると

話が進まないのよね(>_<)

 

夜華、健闘しています。

 

出会った翌日には白浅と同居し、

その次の日にはもう ご飯を作ってあげてる。

半月後には 人間界で 子連れ初デート👍💖

抱きしめ~の キスし~の

それに加えての 毎日のご飯作り。

朝夕の散歩デート。将棋等々

なにげに 白浅と一緒の時間を作って

夫兼恋人をアピールしてます。

でも、鈍い白浅は、感謝はしてるけど

強いられてる感が何処かにある・・・

 

そんな時、公務で夜華が数日留守に。

枇杷だけで食い繋ぐ悲惨な日々に

ようやく  白浅は気付きます。

夜華は  自分にとって、なくてはならない人!

(そこ?)

失ってみて、やっと大切なものに気付く。

人、あるある💦

 

夜華の留守でも美味しい食事がしたい。

夜華に弟子をつけて、料理人を育ててもらおう。

夜華に頼らなくて済むわ👍😊

 

ここ、白浅がとにかく人に依存出来ない性分

夜華一人に料理の負担をかけるのは

良しとしないのです。

そして、多分 夜華は すでに素素時代に

その性分を知っていると思われます。

 

原作で

『この一件があったので、私はようやく

夜華のいない日々が どれほど辛く

苦しいことか分かった。あくる日、

いそいそと求人広告を張り出した。

(中略)料理人選抜試験中・・・

夜華は 私を一、二秒見ただけ、

その視線はとても奇怪なものだった。

(中略)

頭から足まで私を見回して 笑って言った。

「私の見立てでは 貴女が丁度いい。だけど

私について 習う必要は全くないと思うな。

私達二人のうち、一人が出来れば

それで充分だから」

言い終わると ゆっくりと立ち上がって

書斎に戻って行った。

私はしばらく呆然となり、

彼の意図がよくわからないでいた。』

・・・ここも想像力を掻き立てられます。

今回の留守は恐らく 素錦の芝居  元貞事件。

夜華はこれ以降、おそらく天宮には戻らず、

白浅とここでずっと一緒にいるのだから

必要ないと言ってるのかも・・・🤗

そう思うと、夜華って本当に頭脳派、

でも目論見が外れるっていう事もあるのに

(例えば、鮫人族との戦いとか、素錦の誅仙台事件)

まだ懲りない人?

 

そして、元貞の母、少辛がやって来ます。

 

その頃には・・・

・・・その日の朝、私は夜華の書斎に居座り、

ひまわりの種をつまみながら本を読んでいた。

夜華は机に座って 公務にいそしんでいた。

 

・・・窓の外には咲き香る蓮の花。

花にはトンボが止まり、吹くそよ風・・・

 

夜華は書類を下して窓をさらにあけて笑った。

「貴女のように怠けて、池の蓮には

手をかけず自然のままにさせているだけなのに、

天宮遥池に全く遜色しない。天然の彫刻の様態に

育つことができるとは、なかなかできることではない」

 

・・・またまた想像ですが・・・

素素と暮らした懐かしい日々とはまた

ひと味違う幸せな日々をかみしめる夜華

  一方、白浅にとっては、日常に 夜華が

加わった・・くらい(≧▽≦)

 

厳しく辛い子供時代、天帝に逆らえない後継者

である夜華にとって、今、白浅だけが唯一の色彩。

でも愛情いっぱいで自由に育った白浅には

その心を推し量るなんて、無理なことなのです。

でも、

おそらくこの頃には、白浅は夜華に心を寄せている

と思います。

白浅には、恋愛アンテナがほぼ無いに等しい・・・

そうでなければ、夜華の「自分は素素を愛しているが、

素素はまだ自分の事を愛していない」(素素が天君に

発見されて、もう二人に先はないと知った時の思い)

つまり、素素の愛情が、あの敏感な夜華に届いていない。

一方、素素は  天宮での夜華の態度に愛は消えたと思う。

 

白浅のあっさり味は、濃い愛でないとすぐ見捨てられ不安

に陥る夜華には、無味乾燥っぽいんでしょう・・・

これからも白浅に翻弄されて行きます。

白浅にはその気がなくても💦