プロ野球のナイター放送の途中で、好カードの試合などで放送時間を延長して放送をするのを見たことありませんか?あれって、けっこう放送局側では大変労力のいる仕事だと云うことを聞いたことがあります。ナイター放送後の放送枠の番組スポンサーの了解を得て放送したり、24~25分程度ではあるが試合終了まで延長放送することがあります。この24~25分程度の微妙な時間は何なんでしょうね?後続の番組の編成上、キリが良くなる時間であり、ニュースと天気予報を流す時間として4~5分程度あればいいと云うことなのでしょうか?日本民間放送連盟の放送基準では番組の長さに応じてCMの流す時間を決めているとのこと、のこり5~6分で集中してCMを流してしまおうとのことなのかもしれません。人から聞いた話では、民間放送の屋台骨と云うか、経営基盤を成す収入はCMだからタイムテーブル上、番組の長さによってスポンサーのCM放送枠が厳格に決められており、すべてコンピューター放送送出時間が決められているとのこと、時間が来れば生放送だろうがCMスポットが流れてしまうらしいです。これはスポンサーとテレビ局との契約によるものだから、約束した規定時間のCMスポットを流さなければ重大な契約違反になってしまう。そうなれば当然スポンサーを怒らせることになり、CM収入が無くなれば番組制作が出来ない事態となりテレビ局は存亡の危機となる。だから、民間放送局にとって、スポンサーからのCMスポットの増減は生命線と云え、最近流行のHDディスクプレイヤーのCMスキップ機能によるCMスキップ録画は、番組を観ても途中に挿入してあるCMを視聴者は全く観ることはないので、視聴者が観ないCMにスポンサーがCM依頼をしてカネを出すとは思えないので極めて切実な問題となっているようです。しまいにゃあ、ジムキャリーの主演した映画(トゥルーマン・ショー)のように番組の中で商品名を連呼してCMをしないといけない時代がくるのでしょうか?