監督 ジョン・ファヴロー
オリビア・ワイルド (Ella Swenson)
ダニエル・クレイグ (Jake Lonergan)
ハリソン・フォード (Woodrow Dolarhyde)
ノア・リンガー (Emmett Taggart)
サム・ロックウェル (Doc)
デイヴィッド・オハラ (Pat Dolan)
ポール・ダノ (Percy Dolarhyde)
キース・キャラダイン (Sheriff John Taggart)
クランシー・ブラウン (Meacham)
アナ・デ・ラ・レグエラ (Maria)
アダム・ビーチ (Nat Colorado)
2011年アメリカ
19世紀末の西部アリゾナ。一人の男が荒野で目を覚ます。男は記憶を失い、自分が誰かもわからない。しかも腕には奇妙な腕輪がはめられていた。彼は町にたどり着くが、そこはダラーハイドという牧場主に支配されていた。その夜、西部の夜空に謎の飛行物体が現れ、町の住民たちをさらっていく。それに対抗できたのは、男の腕輪の武器だけだった。さらわれた町の人々を救い、そして自分の記憶を取り戻すため、男は侵略者たちを追う…。
★★☆☆☆
珍作である。制作にスピルバーグの名を冠し、007ダニエル・クレイグとハリソン・フォードの夢の競演とくれば面白くならないはずはない!最後の聖戦のショーン・コネリーとの競演を思い出し感慨深いわけだが・・・面白くない。西部劇のお約束の酒場シーンやら格闘シーンもあるし、凶悪エイリアンたちもゾロゾロ出てくるし。ハリソン・フォード扮する気難しい大佐周辺の父子関係、師弟関係を中心にひとりひとりの登場人物もきっちり描かれているし。何より善玉エイリアンとの協力や、インディアンとの協力など、「&」の精神というか、和解がテーマになっているし(凶悪エイリアンは除く、奴らは虫けらみたいなものだから・・・笑)。だが、全然面白くない。美味しくないお子様ランチなのだ。いろんなものを少しずつ盛っただけで結局どれひとつ堪能できない。残念!この映画を制作していく過程で、プロデューサーなり監督なり司令塔役が道を過ってしまったと思う。題名からして『カウボーイVSエイリアン』なんて超B級テイストなんだもん、『マーズ・アタック』路線でマカロニウェスタンコメディでハッチャケたらよかったんだ。ダニエル・クレイグとハリソン・フォードの競演をかっこよく見せたかったら、エイリアンを1匹、多くても3匹くらいにして、もっと限られたシチュエーションでじっくり闘いを描いたらよかったんだ。お金の使い方まちがってるよ、もったいないなぁ
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50年代のSFじゃないんだから!
っていう感じが惹かれるんですけど
ダメだったっすか?
いつか観てみたいなあ。
007とジョーンズがバック・トゥ・ザ・フューチャーみたいになって、未知との遭遇を果たしちゃうわけですから、お、面白いはず!
映画路線で行くんですか?
この映画、見ましたよ。
知り合いにチケットもらったんです。
おまけにジェイクがはめていた腕輪のミニチュアが付いていました。
「何に使うの?」と言ったら夫が「そりゃあエイリアンを退治するんだろう」と言ってました(笑)
この映画は、期待していなかった分面白かったです。
ただ、映画のタイトルとエイリアンの風貌はちょっと??でしたね。
そうなんです。
西部劇やSF映画のいいところを人気俳優を使って盛りつけたから、きっと美味しいでしょう?みたいな映画でした。
高級食材を使った料理をちょこっとずつ盛り合わせたけど、所詮お子様ランチはお子様ランチみたいな、ガッカリ感っていうか。
いきなり閉館のお知らせを書いて驚かすっていう手もあったんですけど、そんなことしたらホントに閉館しちまいそうなんでやめました~