昭和の恋物語り

小説をメインに、時折よもやま話と旅行報告をしていきます。

きのうの出来事  (へんな ゆめ)

2023-12-31 08:03:35 | よもやま話

はじめてのこと。
夢のなかでの地震なんて。

大きな建物じゃなくて、でも大きな部屋にいて。
突然に床が割れて、その床に必死にしがみついて。
それでどんどん人が落ちていく。
それで……、……、思い出せない。

そう、前の日のこと。
たくさんの人が捕らえられて――なにに? 異星人? 
なにかのなかに閉じ込められてしまう。
大きな揺れがあって、床が割れて、地下のような洞窟のなかに落ちていく。

ゆめ、突拍子もない夢のはなしです。

義勇兵の募集がはじまり、ひとりふたりと応じて、そしてわたしも手を上げて前に出る。
塔のようなものの中に入り、暗いなかを一歩一歩下っていく。いや、登ってる。
壁伝いのらせん階段を、ひとりひとり登っていく。
幅のせまい階段を、大きな塔の端っこの階段をのぼっていく。

突然のこと。
田舎風の部屋があり、
「トイレに行きたい人、どうぞいっしょに!」と、叫ぶわたしがいて。
そしてそのトイレは、少しはなれた外の場所にあり、そうだ! ドボンと教えられたトイレだった。
水洗ではない、昔々の、ドボンと音のする、厠だ。

入った? いやはいってない。見ただけだ。
で? どうなった? それから? みんなは? 
……、わからない。
それで終わり? ……思い出せない。

ことし最後のゆめ。

それでは、佳いお年を。



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