水たまりの中の青空 ~第二部~ (百六十七) 2021-11-30 08:00:53 | 物語り “待て待て、急いては事を仕損じるぞ。それとも、据え膳喰わぬは男の恥か? いやいや、小夜子は俺の伴侶になる女だ。そこらの女どもと一緒にしちゃいかん” . . . 本文を読む
ボク、みつけたよ! (二十) 2021-11-28 08:00:21 | 物語り 血の池地獄ですね、そうでした。ちょっと気を許すと、すぐに横道にそれちゃいます。 性格が移り気というわけではないですよ。気が散りやすい、これは当てはまるかもしれませんが。 どこが違うんだ! とお叱りを受けそうですが、集中するときは集中しますんでね。 . . . 本文を読む
ボク、みつけたよ! (十九) 2021-11-27 08:00:01 | 物語り 鬼山って、地獄なのか天国なのか分からぬ部分もありました。動物園なの? 植物園なの? なんて思っちゃいましたよ。入るとすぐに、ワニがわんさかと居るわけですよ。 . . . 本文を読む
水たまりの中の青空 ~第二部~ (百六十六) 2021-11-25 08:00:28 | 物語り 小夜子の精神状態が見えない現在、どう接すれば良いのか分からない。“普段通りにしてください”。往診した医者は言う。たかが町医者の下した診断だ、信頼して良いものか迷ってしまう。 . . . 本文を読む
水たまりの中の青空 ~第二部~ (百六十五) 2021-11-24 08:00:09 | 物語り 「実はな、小夜子。そのアナ、なんとか……がな、アーシアって呼ばせてくれ。アーシアはな、睡眠薬の飲みすぎだったんだ。聞いたか? アーシアから」 . . . 本文を読む
水たまりの中の青空 ~第二部~ (百六十四) 2021-11-23 08:00:37 | 物語り 一礼をして立ち去ろうとする五平を「すまんが、ニ、三日会社を休むぞ」と、呼び止めた。 「もちろん、そうなさってください。とに角、一日も早い回復を祈ってますよ」 . . . 本文を読む
ボク、みつけたよ! (十八) 2021-11-21 08:00:57 | 物語り すみませんねえ、しつこくて。ですが、ある意味、わたし自身を知るためには通らねばならぬエピソードなんですよね。 . . . 本文を読む
ボク、みつけたよ! (十七) 2021-11-20 08:00:08 | 物語り [Blue Note]ご存じですか? 我々団塊世代にとっては、[Blue Note]という文字は絶大なる言葉なんです。 . . . 本文を読む
水たまりの中の青空 ~第二部~ (百六十三) 2021-11-18 08:00:58 | 物語り 「ああ、これですか。ご所望のアイスです。ドライアイスを入れさせてますから大丈夫だとは思います、、、」 五平が言い終わらぬうちに、小夜子の手が伸びる。 . . . 本文を読む
水たまりの中の青空 ~第二部~ (百六十二) 2021-11-17 08:00:49 | 物語り 負の時代を経ての今なのだが、小夜子には我慢ができない。 晴れやかな輝かしい道を歩きたい小夜子にとって、あってはならぬ道程だ。 . . . 本文を読む