昭和の恋物語り

小説をメインに、時折よもやま話と旅行報告をしていきます。

いよいよ、です。

2016-04-28 09:14:37 | お出かけ
いよいよ、です。 明日、東北の中尊寺に向かって出発です。 旅程は、4泊5日の時間贅沢旅行です。 新幹線ならば、シュタッ! といったところでしょうが、愛車の二台目ローンレンジャー号(ミラジーノ・クラシック)での、こちこ寄り道旅ですから。 . . . 本文を読む

[舟のない港](四十一)

2016-04-27 09:04:29 | 小説
その夜の食事は、今の男が望むべくもないものだった。 この家族に囲まれて育ったミドリだからこその、異性に対して無防備だと思えた。 皆が皆、いい人だった。 人を疑うことを知らない母親。 他人に対して寛容な兄。 開けっぴろげで快活な妹。 そんな四人家族との夕食は、とに角楽しかった。 ミドリだけが 顔を上気させたまま、口数が少なかった。 男の顔をまともに見られなかった。 男にしても多少の罪悪感もあり、 . . . 本文を読む

[舟のない港] (四十)

2016-04-26 09:06:18 | 小説
ナイトクラブでのダンスとは、また違ったものだった。夢見心地のフワフワとした、あの心地よさを求めたミドリだったが、今のこの部屋でのダンスは、また異質のものだ。ともすれば、脱力感に襲われ崩れ落ちそうになる。心が異次元世界に旅立つような錯覚を覚える。 . . . 本文を読む

[舟のない港] (四十二)

2016-04-23 12:22:45 | 小説
週末、昼少し前にミドリから電話が入った。男から電話をかけることがためらわれていたので、そのことを先ず謝った。 「ごめん、ごめん。気にはなっていたけれど、男からの電話は迷惑だろうと思って、できなかたよ。この間の夜は、悪かったね、送っても行かずに。大丈夫だった? 相当、叱られたんだろう」 . . . 本文を読む

[舟のない港] (四十一)

2016-04-22 08:32:38 | 小説
不思議に痛みを感じなかった。 男が手加減をしたわけでもない。 何も考えられないのだ。 己の身に起きたことではない、と思っていた。 もう一人の麗子が頬を打たれて、それを冷ややかに見つめる麗子がいた。 ふらふらと夢遊病者のように、麗子が立ち上がった。 「帰らなきゃ」 麗子の前には、バツの悪そうな表情の男がいる。 頬を手にした右手をじっと見つめる男がいる。 男は、黙って麗子を送り出した。 やり過ぎたか . . . 本文を読む

当然に!

2016-04-21 09:24:14 | よもやま話
同僚の、二十代後半の青年は、「そりゃもう、吹き替えですよ。だつて、集中できないじゃないですか」と答えました。 同僚の、○○代のおばさんは、「吹き替えよ、当然に。だって、目が疲れるじゃないの。あっちみたりこっちみたりして」でした。 . . . 本文を読む

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