昭和の恋物語り

小説をメインに、時折よもやま話と旅行報告をしていきます。

長編恋愛小説 ~水たまりの中の青空・第二部~ (六十)の五

2013-04-30 18:27:17 | 小説
三部構成の、大長編です。 どうぞ気長に、読んでください。 実はこれ、まだ執筆中なんです。 ----- 「公私の私だよ、今は。 遊びに来たんだよ、分かっているのかな?  浮世の垢を落とすために来たんだよ。 ねぇ、佐伯君。 君は、分かってるよね?」 . . . 本文を読む

長編恋愛小説 ~水たまりの中の青空・第二部~ (六十)の四

2013-04-29 12:30:50 | 小説
三部構成の、大長編です。 どうぞ気長に、読んでください。 実はこれ、まだ執筆中なんです。 ----- 「上よ! アイディイアと、イントネーションを強くしろよ。 それにドはないぞ、ドは。」 「ここは日本国だ。 アメリカ国じゃないんだ! 日本のアクセントで良いんだ。 なあ、上ちゃん。」 珍しく正三が、他人をかばった。 . . . 本文を読む

長編恋愛小説 ~水たまりの中の青空・第二部~ (六十)の三

2013-04-28 10:36:46 | 小説
三部構成の、大長編です。 どうぞ気長に、読んでください。 実はこれ、まだ執筆中なんです。 ----- 津田の話に、慌てて山田と坂井の二人が止めた。 「その話はやめろ! 機嫌が悪くなっちまう。」 「終わったんだ、その女性とは。 お前、聞いてないのか!」 「性悪女だったんだよ、二股なんかかけたりする。」 . . . 本文を読む

長編恋愛小説 ~水たまりの中の青空・第二部~ (六十)の一

2013-04-26 20:57:38 | 小説
三部構成の、大長編です。 どうぞ気長に、読んでください。 実はこれ、まだ執筆中なんです。 ----- 杉田の先導で、きらびやかなネオンサインの下を初めて練り歩く正三。 キョロキョロと辺りを見回す正三に、 「坊ちゃん、まるでお上りさんですよ。 恥ずかしいからやめてくださいよ。」 と、上本が正三の袖を引っ張った。 . . . 本文を読む

長編恋愛小説 ~水たまりの中の青空・第二部~ (五十九)の十

2013-04-25 21:17:51 | 小説
三部構成の、大長編です。 どうぞ気長に、読んでください。 実はこれ、まだ執筆中なんです。 ----- ホテルのロビーでの一件は、少なからず正三のプライドを傷付けた。 “確かに連絡をしなかったのは僕の落ち度だけれども、 あんな公衆の面前であれほどに罵倒されるとは。 . . . 本文を読む

長編恋愛小説 ~水たまりの中の青空・第二部~ (五十九)の九

2013-04-24 20:48:28 | 時事問題
三部構成の、大長編です。 どうぞ気長に、読んでください。 実はこれ、まだ執筆中なんです。 ----- (九) 「キャバレー? こりゃ意外だ。 佐伯くんの口からそんな言葉を聞けるとは。 好きですよ、キャバレー。 実を言うと、その方が良いんです、あたしは。 今ね、口説いてる女給がいましてね。」 「それは好都合だ、そこにしましょう。 是非にもその女給さんに会ってみたいものです。 課長の好みの女 . . . 本文を読む

長編恋愛小説 ~水たまりの中の青空・第二部~ (五十九)の八

2013-04-23 20:38:58 | 小説
三部構成の、大長編です。 どうぞ気長に、読んでください。 実はこれ、まだ執筆中なんです。 ----- 「課長。 局長への報告、済ませてきました。」 乱雑に積み上げられた書類の陰から、くぐもった声が返ってきた。 小柄の五十を数える杉田課長で、正三に頼りきっている。 「ありがとう、ご苦労さんでした。 佐伯くんが行ってくれると助かるよ。 . . . 本文を読む

長編恋愛小説 ~水たまりの中の青空・第二部~ (五十九)の七

2013-04-22 20:20:14 | 小説
三部構成の、大長編です。 どうぞ気長に、読んでください。 実はこれ、まだ執筆中なんです。 ----- 入省したての頃の正三ならば、こんな横柄な口の利き方はしなかった。 しかし今は、一段見下ろしての言葉遣いになっている。 「あぁ、あれね。 先月済んでる、入学許可証も届いているよ。 . . . 本文を読む

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