昭和の恋物語り

小説をメインに、時折よもやま話と旅行報告をしていきます。

長編恋愛小説 ~水たまりの中の青空・第一部~ (二) スケベにならなくちゃ、ね

2014-09-30 09:35:29 | 小説
「うんうん。うまいよ、ミドリ。もう一つ欲しいぞよ」 「じゃあ、行くよ。ケンちゃん、大きく口を開けて!」 「イヤだ! こじあけて入れてくれよ」 「うんっ、もう。ケンちゃんの甘えん坊が」 そんな二人のじゃれ合いを、彼は気恥ずかしく見ていた。 . . . 本文を読む

一週間後の、蜂くん。そして、[あゝ無常!]

2014-09-30 09:15:22 | よもやま話
9月23日に、一匹の蜂くんが天寿を全うしていました。 その後は、何とか頑張っていた蜂くんたちです。 いつだったかは、あるいは23日の時点で息絶えていたのか、もう一匹が見つかりました。 28日(日)のNHKスペシャル「老人漂流…」 衝撃でした。明日は我が身、そんな思いで一杯になりました。 . . . 本文を読む

長編恋愛小説 ~水たまりの中の青空・第一部~ (二) このポッキー美味しいんだよ

2014-09-29 08:53:07 | 小説
「タケシ。このポッキー美味しいんだよ」 と口に銜えながら、彼に食べさせようとする。 反対側を銜えろという。ドギマギしながら彼が銜えると、あっという間にユミの唇が彼の唇に触れた。 そしてしっかりと抱きしめられると、長い口づけをされた。 . . . 本文を読む

長編恋愛小説 ~水たまりの中の青空・第一部~(二) 『夢』を売っているんだ、非現実空間なんだ。

2014-09-28 11:57:01 | 小説
かれこれ二時間近くをその店で費やした。 その間中、配送業務における心構えやら、デパートにおける人間関係を陶々と語った。 人間関係といっても愚痴にも似た事柄もあり、少々辟易することもあった。 社員食堂で女子社員達の噂にのぼる井上像ー生真面目すぎる・固すぎる・冗談が通じない等々ーそのものだった。 しかし井上の言も、至極当然のことのように思えた。 . . . 本文を読む

本日は、晴天なり!

2014-09-28 11:53:04 | ポートレート
良いお天気でした。 八月の悪天に比べて、ほんとに九月は良いお天気ばかりです。 そして一階には、いつも利用している喫茶店があります。 焼きシフォンケーキセットが、とっても美味しいんです。 初めての会場になった折りに食して以来、毎回(月一回)食しています。 本日も頂きました。美味い! 「余は満足じゃぞ」 . . . 本文を読む

長編恋愛小説 ~水たまりの中の青空・第一部~(二) やり直し、やり直し!

2014-09-26 08:55:54 | 小説
「ケンちゃーん! 寂しかったよお!」 「ユミでーす!」 「おぉ、ミドリー!会いたかったぞー」 井上は、その声と同時に立ち上がると、両手を広げてミドリを抱きしめた。 「こらこら、又始まった。あぁ、お尻を撫でてるう。気持ち良くなるから、だめえぇ!」 「おいっ! 御手洗君。俺の真似をしなくちゃだめだ。やり直し、やり直し!」 と、二人を追い返した。 . . . 本文を読む

長編恋愛小説 ~水たまりの中の青空・第一部~(二) どういう教育をしてるの!

2014-09-25 08:57:25 | 小説
「大きな犬に襲われかけた時に、届けにいった商品をかばって噛まれそうになったらしいんだ。 以前に、訓示の中でさ、『商品を第一に考えること。車の水しぶきに対しては、自分は濡れても商品は濡らすな。』って言ったんだが、それを守ってくれたんだナ。 . . . 本文を読む

台所に立って、ルンルン!

2014-09-25 08:55:56 | よもやま話
今朝も台所に立って、朝食と弁当の用意です。 そうそう、今朝はバックに竹下ユキさんが熱唱する「100万の本バラ」をリピート状態で流しています。 あいつも毎日こうやって皆の朝食と弁当を用意してたんだ、と。 「頑張ってたんだな…」 今さらでしょうが、感謝、感謝! ですわ。 . . . 本文を読む

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