昭和の恋物語り

小説をメインに、時折よもやま話と旅行報告をしていきます。

長編恋愛小説 ~ふたまわり・第二部~(三十九)の五と六

2012-06-30 22:40:08 | 小説
三部構成の、 大長編です。 どうぞ気長に、 読んでください。 実はこれ、 まだ執筆中なんです。 ----- 緊張の面持ちで部屋に入る、源之助。 にこやかな表情の、先代の女将。 「どうぞごゆるりと、お過ごしくださいませ。」と、型どおりの挨拶を受けた。 . . . 本文を読む

長編恋愛小説 ~ふたまわり・第二部~(三十九)の三と四

2012-06-24 17:21:28 | 小説
三部構成の、 大長編です。 どうぞ気長に、 読んでください。 実はこれ、 まだ執筆中なんです。 ----- しかし小夜子の表情は変わらない。 傲然と立っている。 正三は、蛇に睨まれた蛙そのものだ。 未練だと分かってはいる。 しかし忙しさにかまけて、ないがしろにしてしまった己が怨めしい。 . . . 本文を読む

長編恋愛小説 ~ふたまわり・第二部~(三十八)の九と十

2012-06-17 12:24:45 | 小説
三部構成の、 大長編です。 どうぞ気長に、 読んでください。 実はこれ、 まだ執筆中なんです。 ----- 深くうな垂れたままの正三に対し、更に源之助の言葉はきつかった。 「英会話の方は、確かに通っていたようだ。 しかし、キャバレー勤めは間違いがない。 . . . 本文を読む

長編恋愛小説 ~ふたまわり・第二部~(三十八)の七と八

2012-06-16 23:00:35 | 小説
三部構成の、 大長編です。 どうぞ気長に、 読んでください。 実はこれ、 まだ執筆中なんです。 ----- “女? 立派な女? どういう意味だ? 加藤家を辞しているって、どこに、どこに移ったというのか。 僕を為にするための戯れ言か? いや、叔父が、僕ごときに弄されるとは思えない。” . . . 本文を読む

長編恋愛小説 ~ふたまわり・第二部~(三十八)の五と六

2012-06-10 13:28:49 | 小説
三部構成の、 大長編です。 どうぞ気長に、 読んでください。 実はこれ、 まだ執筆中なんです。 ----- 目を閉じ腕組みをしている源之助だが、どこかぎこちない。 省においても家庭においても、絶対君主として振舞う源之助ではあるが、内心では奥方に頭が上がらない。 . . . 本文を読む

長編恋愛小説 ~ふたまわり・第二部~(三十八)の三と四

2012-06-09 15:23:58 | 小説
三部構成の、 大長編です。 どうぞ気長に、 読んでください。 実はこれ、 まだ執筆中なんです。 ----- 「今夜はこの部屋にしよう。」と正三が通されたのは、初めて入る書斎だった。 大きな窓を背にした机があり、壁には天井まで隙間なく蔵書が整理されていた。 . . . 本文を読む

長編恋愛小説 ~ふたまわり・第二部~(三十八)の一と二

2012-06-03 15:45:22 | 小説
三部構成の、 大長編です。 どうぞ気長に、 読んでください。 実はこれ、 まだ執筆中なんです。 ----- 武蔵の電話が切れた途端、源之助の表情が、みるみる緩み始めた。 “さもありなん、だ。 気を揉むこともなかった。 この地で、小娘が独りで生き抜くなどありえんことだ。 . . . 本文を読む

長編恋愛小説 ~ふたまわり・第二部~(三十七)の七と八

2012-06-02 21:45:00 | 小説
三部構成の、 大長編です。 どうぞ気長に、 読んでください。 実はこれ、 まだ執筆中なんです。 ----- 慌てふためいた己がおかしくなった。 「おう、分かった。もう、下がっていいぞ。 さてと、引導でも渡すか。 怒るかな、それとも泣くか、、何にしても修羅場は覚悟せにゃいかんだろう。」 . . . 本文を読む

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