昭和の恋物語り

小説をメインに、時折よもやま話と旅行報告をしていきます。

僕の女王様は妹 (百十二)

2010-12-06 21:00:07 | 小説
どうも、悟です。
良い気分ですよ、
今夜は。
捨てたものじゃないですね、
世の中も。
会社で嫌なことがあったんですが、
吹っ飛びました。

・・・あれっ?
聞きませんね、
どんな事なのか。
いいですよ、
僕だって話したくないですから。
話したからって、
どうってことないですもんね。
事態が好転するわけでもないし。

そんなに言うなら話せ、
ですって?
冗談じゃないっス。
話しませんよ、
個人的なことですから。
会社を辞めようかな、
ってことですから。

理由ですか?
そんなもん、
ありません!
イヤになっただけですから。
飽きてきたんです。
“仕事をなめるな!”
ですか?
別に、
なめてなんかいませんよ。


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