遠野なんだりかんだりⅡ

遠野の伝承芸能・民俗・歴史を書きたい時に思いついたままに

2023 六神石神社宵宮夜神楽

2023-09-24 17:35:09 | 郷土芸能

遠野まつりが終わって5日、その疲れがまだとれません。

20日から彼岸ということで、時々愛妻家の親戚筋の墓参へ

 

宮沢賢治さんの眠るお寺さんです。

翌日が賢治さんの命日ということで、前日のこの日も墓参の方々がいらしてました。

日蓮宗遠光山身照寺は昭和3年賢治の叔父他が堂宇を求めて建立し、

中興開基は遠野南部家の南部日実上人です。

 

この日のお昼は、以前、葬祭幹事長に連れてきてもらった大畠家さん

遠慮して2枚頼みましたが、やはり足りずに二人共もう1枚。

今度来る時は、寒いと思うので、もりそばとカレーそばにしたいと思います。笑

さて、秋分の日の前日は六神石神社の宵宮

 

今年も神楽があるということで出撃です!

半袖姿の日中ですが、いつもこの日の夜は冷えるので、長袖シャツの上に上着を一枚。

いつの年だったかは、真冬の防寒着で、神楽を観たことがあります。

 

最初は、平倉神楽さんで天女の舞

 

天女デビューはK君

彼の女舞は初めてですが、様々な舞に挑戦するのはいいですね!

 

2番目 飯豊神楽さんで八幡舞

 

こちらは男女二人の舞

 

両神楽共、遠野まつりでは通り抜けのシンガクと神楽共演会へ参加していました

 

その神楽共演会でも演じられた恵比寿舞

 

前回より、私は落ち着いて観られたのでOKです!

 

次、お会いする時は何になるのか、今から楽しみです。笑

 

平倉神楽さんに戻って、山の神舞

 

新型コロナ以降だと、いつ観たのか忘れてしまいましたが、久しぶりかな?

 

この舞を観ながら、秋に行われている石鳩岡神楽交流会、

今年はあるのかな?などと考えていました。

 

同じ演目が出来る会員が複数いる平倉神楽さん

本気で神楽をやってくれる人に門戸は開いています。

 

続いて、女五穀舞

天照五穀を表舞とすれば、こちらはその裏舞

 

熱心な神楽ファンが釜石からお出でになっており、やんややんやの掛け声が

かかっていました。

 

沿岸の廻り神楽や、花巻周辺の早池峰系神楽では、当たり前のように行われる掛け声。

 

通しで行われる神楽に縁が薄い遠野では、最初はびっくりされるかもしれません。

 

神楽衆をその気にさせるのも、お客さん次第。

それは歌謡曲やクラシックなどのコンサートでも同じようなことが云えるようです。

 

最後に下舞

 

そして、権現舞

 

最後までいたお客さんの多くが、祈祷して頂いていました。

暑さ、寒さも彼岸まで・・・実感した夜でした!


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2 コメント

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六神石宵宮 (掛け持ち人)
2023-09-25 18:55:57
金曜は笛吹さんもご苦労さまでしたm(__)m
天女失敗した箇所もありましたがなんとか最後まで舞いきる事ができました。
次やる時は六神石の時よりも精度上げた舞が出来ればと思います。やはり釜石のKさん達が来るとやはりゾーンに入ってしまいますね(笑)
最後に御花ありがとうございましたm(__)m
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宵宮 (笛吹)
2023-09-26 08:23:57
掛け持ち人さんへ
女舞デビューおめでとうございました!
色々な演目に挑戦することは勇気のいることだと思いますが、
その人しか演じられない演目にしてしまうと、居なくなった時に問題。
大変でしょうが、頑張って下さい!
と、川崎さんも云ってくれると思います。笑
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