goo blog サービス終了のお知らせ 

羚英的随想日記

好奇心と言う名のアンテナは常に作動中
PC版推奨
著作権は放棄していません
画像等の転載は要問合せ

■はじめのいっぽ■

2025-06-04 14:30:00 | Weblog
2004年11月12日(金、ちなみに仏滅)に第1回の投稿をしてから、かれこれ今年で21年目。
この度のgoo blog・11月18日(火)のサービス終了(記事投稿、編集は10月1日終了)を受け、自分のブログの閉鎖はせずにお引っ越しすることを決め、新しい場所に移る準備をしています。
データ移行完了後、投稿は移転先で続けていきます。

自分の歴史みたいなものが残せる場所をこうして長らく提供して下さったgoo blogさんには…感謝してもしきれないほどです。
本当に本当に、ありがとうございました!

そしてブログを覗いて下さった方々へ。
こんな稚拙な文章を読んで頂きまして、本当にありがとうございました!



今後も移転先での投稿頻度はおそらくぽつりぽつりとなりますが、もしも見かけたらまた覗いてやって下さいね。
すでにそちらではテスト投稿をしてありますが、あらま、検索してみるともう出てるんですなぁ。
タイトルは変更していません。(ちょっとだけ付け足し有〼)
あくまでも継続ですのでブログ説明文もそのままです。

データはほぼ移行可能だそうですが、goo blogさんで使い続けていた絵文字や記事内リンク等は反映しません。
過去記事は表示崩れや虫食い状態が見受けられることと思いますが、どうぞご容赦下さい。
時間をかけて手直しも可能ですが、あえてそのままにしようと思います。
時間も取れないので…笑。


いつここを閉じるかについては…。
いついつまでと期日を決めようかとも考えましたが、この記事を最後に、サービス終了まで残しておくことに決めました。
自分で去るのは名残惜しいので、終わりの日にここでの存在を空に昇華させてもらおうかなと。

その日まで、ここに置かせて下さい。


コメント (2)
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■GWらしく■

2025-05-05 14:30:36 | 風の吹くまま
4月の終わり頃、日帰り小旅行代りに千葉県佐倉市に行ってきました。
独りで訪れようと各バス・電車の時刻表を細かくチェックしていたのですが、連れが出来まして連れ立っての千葉入りとあいなりました。

最寄り(と言っても結構離れていますが)の駅から1時間に1本ほど直行が出ているので、それに乗るべく出発を。
在来線では未体験のグリーン車狙いで(笑)

平日はほとんど満席でここからのグリーン乗車はほぼ無理だとありましたが、土日祝日は比較的空いているとのネットの情報に期待を寄せながら駅で待機です。
ホームに到着する異なる線の電車のグリーンが空いていたのを見て、ホームで急ぎモバイルSuicaでグリーン券購入!





当該車両が到着すると…空いていました!よかった!
半らせんの狭くてかわいい階段を上って上階へ。





朝日を避けられる西側(左)の座席は一列おきに乗客が座っていました。
空いている右側の(めちゃ眩しい)座席でいいもーん。
待ち時間中にホームの休憩所で空腹を満たしてきたので、飲み物でまったりと。





(多分)初めて在来線のグリーン車に乗りましたが、結構しっかりグリーン席なんだぁ…と変に関心。
グリーンアテンダントはね、すごく静かに通路を通り過ぎていきましたよ。
騒がしい輩もいなくて、ゆったり過ごせました。

席の頭上の読み取り機にモバイルSuicaをタッチするだけで着席完了なので、とても便利です。



車窓からの風景の変化を眺めながら時を過ごし、目的地のある駅に到着しました。
改札を出ると…あれ?ここはどこ?なんか既視感が…。
京都の嵯峨嵐山駅っ?
そう錯覚するほど、激似!

そうそう、ここの右手にはロッカースペースが…。
いや、流石にそれはありませんでしたが(笑)

でも降りる階段のところも目の前に広がる風景もやけに似ていて驚いていると、同じJRだしねーと連れからの超現実的なお言葉が。







11万石の城下町・佐倉です。
ハナミズキも綺麗に咲いています。
風が心地よく、空気も澄んでいて気持ちいい!











いつか来たいなと思っていました!
国立歴史民俗博物館。
日本一の規模を誇る、佐倉城址に建つ博物館です。

まずは企画展示の『時代を映す錦絵 −浮世絵師が描いた幕末・明治-』のスペースへ。
とても見応えがあってしっかり見たかったのに、あるお子さん連れのお父さんがねー。
博物館内なのに大きな声で、子どもさんに向かって自分の知識を絡めて展示の詳細説明してるんですね。

こちらをたまにチラ見しながらドヤ顔で話しているその姿。
ああ、子どもに教えながら自分の知識を周りにも聞かせているんだなと。
いるんですよね、こういう人。
他の人たちはみなさん小声で他人の邪魔にならないように気遣いしてるのに。

この人の大声が気になって(邪魔で)キャプションの内容が頭に入っていかなくて困りました。
展示室の順路通りに巡るので近くからなかなか離れられず。
静かにしてくれって言おうか?と連れも困り顔。

いやいや、直接言うのはトラブルの元。
監視員さんにお願いするのも憚られるし、我慢しよ。
早めに企画展を離れ、常設展に行く前に気分転換にミュージアムショップを覗きました。

時間がまだ早いけどお腹も空いたので、ショップに隣接しているレストランさくらで食事を取ることに。




古代カレー。古代米を使っているとか。
欧風カレーで美味しいかったです。





館内はほぼフラッシュ禁止の上で撮影可。
展示物が多すぎるのでほとんど撮りませんでした(笑)

私の好きな、縄文中期(約4900年前)の新潟・高馬遺跡で発掘された火焔土器だー!
展示物は実際はレプリカが多い印象ですが見応えは十分です。





この博物館蔵の前期古墳(4世紀後半)の副葬品。
奈良のマエ塚古墳のものだそうです。





家屋紋(文)鏡のレプリカ。
本物は重要文化財で宮内庁書陵部蔵だそうです。
奈良県北葛城郡河合町の佐味田宝塚古墳(前方後円墳)の副葬品。
実はここ、半世紀ほどの繋がりがあった会ったことのない知り合いがいる地元。
懐かしいなぁ。。。





聖武天皇と光明皇后(安宿媛/あすかべひめ)の娘、孝謙天皇の御世ですね。
このご両親は甥と叔母同士。

藤原不比等と賀茂比売(かもひめ)の娘が、聖武天皇の母の藤原宮子。
藤原不比等と県犬養三千代の娘が、安宿媛・のちの光明皇后。
ちなみにこの三千代さんは、不比等と再婚して安宿媛を産んだ7年後ぐらいに即位直後の元明天皇から『橘の姓と宿禰の称号』を賜り、県犬養橘宿禰三千代という名を称した優秀な女官だったようです。
あがたいぬかいのたちばなのすくねみちよ、さんです。

聖武天皇の崩御後、遺品などの宝物を光明子が東大寺に献納したのが正倉院宝物の始まりですね。
人々がその後も連綿と宝物を守り続けたお陰で現在も当時の様子をダイレクトに知ることが出来るのは、本当に凄いことです。

話しが逸れました。
この時代に特に興味があるもので^^;
いつか大河でやってくれないかなぁ…視聴率とか考えずに。


閑話休題。

で、その孝謙天皇の時代の待遇改善要求案の下書き(正倉院蔵、複製)ですって。
「浄衣(作業着)の支給、定期的な休暇、食事の改善、酒の支給など、6箇条…」だって。
要求内容が今とあまり変わらないですね〜。





時代は平安。
ここは藤原兼家の東三条殿のジオラマ。
昨年度のドラマの中で兼家最期の場所らしき渡り橋が見て取れます。







装束は言うまでもなく、几帳もこれまた豪華ですね。
正絹なのかな、凄く高価だろうなぁ。





鎌倉時代です。
伏見天皇宸翰(直筆)後撰集、重要文化財。
「紫染の繊維を漉き込んで雲を表現した打曇紙(うちくもりかみ)」ですと!
宸翰(しんかん)って言葉を久し振りに目にしました。
(会津の松平容保公が肌身離さず持っていた孝明天皇の御宸翰で、この言葉を知った次第で…)

伏見天皇は能書家としても知られたそうです。
美しいお手跡ですね。





江戸時代です。
江戸図屏風、これは複製ですが実物はここの博物館所蔵です。
赤い傘の人物は3代将軍家光公だそうで、この絵の中にはTDLのミッキーのようにあちらこちらに居ます(笑)
屏風の前に立つ人たちは、“ウォーリーを探せ“さながら“家光公を探せ!“の楽しさも!





はい、いきなり飛んで近代です。
右側の紙は蚕卵紙(さんらんし)、お蚕さんの卵が貼り付けられています。
福島県伊達郡梁川町字右城町の大竹卯兵衛さんの名前が書いてあります。

蚕卵紙ってどこかで?と連れがスマホで検索。
そうそう、大河の『蒼天を衝け』で登場したアレですね。





時代はちょっと戻りますが、江戸時代末期の旅篭の複製。
三重県津市の伊勢別街道の椋本宿の中程にあった旅篭です。
こういう建物系は好物でございます(笑)


ここの博物館はあまりに広すぎて、到底1日では回り切れません。
企画展と、全部で6つある展示室のうちの3つの常設展を見てまわるのが精一杯でした。

もうね、頭が情報でぐるぐる。
テーマ別に展示されていますが、私たちにとっては少々流れが煩雑に感じて、展示情報を脳内で処理するのが追いつきません。
他の博物館と比較するとガイダンスが簡素かなと感じますし、展示品もレプリカが多いかなぁと。
展示室内外の順路が分かりづらく迷ってしまうこともしばしば。

偏向気味の歴史解釈が見て取れるかなとも。
そこはそれぞれの博物館の特徴として捉えれは良いと思いますが。

いつになるか分かりませんが、後半の4,5,6展示室を見にいつか訪れたいなと思いました。
広大な城址内に茶室もあるのですが、如何せん時間がなくて行くことが出来ませんでしたので、それも今後の楽しみにしたいと思います。

再びミュージアムショップで色々物色して、バスの時間までロビーで休んでいたら、閉館時間まで1時間と少しぐらいなのにどんどん拝観者が訪れて来てました。
城址公園を楽しんだ後に来たのかな?

休んでいる途中で字が見えにくくなって来たなと思ったら、三日月型のギラギラが拡大していく閃輝暗点…。
ごくごく小さい字をみたりとメガネの掛け外しをしていて、なんだかんだと視覚を酷使したせいか偏頭痛が生じてしまいました。

でも、佐倉城址は空気がとても気持ちがよかった!





帰りも直行を狙って、グリーンで帰りました。
旅行気分に浸りに浸って帰宅しました。





千葉といえば、お醤油ですよね!(笑)
角が取れてて芳醇で、やっぱり旨いです。
古墳も大好物よ〜。


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■潮時■

2025-04-16 12:18:28 | Weblog


14日、goo blogサービス終了のお知らせがありました。

2004年3月のサービス開始〜とありましたが、私がブログを開設したのはその年の11月13日。
11月18日(火)に終了ということなので、まる21年間お世話になったことになります。

当初、本を読みたがらない子どもたちに違った方法で『読む』ことに興味を持ってもらえたらと始めたブログでした。
あくまでも日記でしたので、気の向くままに気楽に書いていた文章でした。
今でも続く大切な繋がりを得た媒体でもあります。

自分は懐古主義ではないとは思ってはいますが、やはりここには当時・今の自分の足跡のようなものが残っているのも事実で、稚拙な文章の羅列ではありますが…やっぱり愛おしいのです。
思い出もたくさんここにはあるのです。
時世の流れの中で書き起こしたり表現したりが難しいことも多くなり、文章を覆うオブラートの厚さが増していく中で自身の環境変化も伴い投稿も数少なくなりましたが、それでも私の一つの表現の場でした。

私にとっては自己満足以外の何ものでもないのですが、やはり残したいという気持ちが大きいのは正直なところです。
移籍先に推奨されているブログサイトさんにデータを移すとなっても、もちろん完全なデータ移行は不可能で、記事内は表示崩れや絵文字非表示など不具合が生じてしまいますが、それを受け入れつつ場を移して続けて行こうかどうしようかと。

しかし一方で、移転先もいつ何時サービス終了のお知らせが来るとも限りません。
その時には…、私ももういい年齢ですのでキッパリと閉じて紡いだ文字は天に返そうかなとも。

まだ、思案中です。

タイムリミットまでまだしばらくありますので、まだここに居たいと思います。


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■見納め■

2025-04-09 16:43:51 | Weblog
風に乗って桜吹雪が舞う、暖かい一日。
チャリで走っていると、顔に当たるサクラの花が意外と痛いことを知る(笑)










私の好きな名前知らずの桜。





花びらの色が濃いめで美しいのです。



きちんと対峙せずなおも逃げ回る上長に公的な効力を有す引導を渡す明日。
権利の範疇内でやれることはやる。
久しぶりにパソコンで作ったけど、文書作成作業はやっぱり嫌いじゃないわ(笑)


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■春霞が掛かる前に■

2025-04-05 12:14:38 | Weblog
今年の春はどうしたことか初っ端から花粉症の症状が酷かったのです。
喉の痛みと右鼻だけの酷い鼻詰まりと後鼻漏で気管が塞がれ、夜中に何度呼吸が出来なくて起きたことか…。
でも、成分の異なる薬に変えて随分楽になりました。

仕事の方でも、安全配慮義務違反で二つの法律に抵触する恐れのある対応をされ、関係各所に相談せざるを得ない事態が起こりました。
上のものたちが法律をきちんと理解していない上で指示を下したものと思われますが、しかるべき手順を踏んで安全配慮を受けられることとなりました。
診断書も提出し都度状況説明していたにも関わらず安全配慮はなされず、結果何日も休まざるを得なくなった状況に追い込まれたことへの補償も無し。

言葉はよくないですが、自分にとってはやられ損。
その後も改善されないようであれば公的機関からの指導が雇主側・今回の指示を下した責任者に入ることになっていました。
それは相手側は知らないことですけれどね。

自分としては普段は世の中の対応をしていますが、我が身の安全が担保されない今回の事態には黙って指をくわえている訳にはいきませんでした。
他の人たちは泣き寝入りするのかも知れませんが、私は違う。
そういうことでした。

まだ痛めたところは後を引きずっています。
来週は気持ちを切り替えていきます。





お天気が回復して青空が望めた昨日と今朝と、てくてくのんびりお散歩をして毎年楽しみにしている桜並木を見てきました。
















もう少ししたらウチの牡丹も開花しそうです。
枝枯れしてしまい花を付けているのは2本だけになってしまいましたが、牡丹も頑張ってくれています


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