
10月6日(日)の朝は、6時少し前に、鳥の鳴き声で目覚めました。
鳥の鳴き声、と言っても「チュンチュン・・・」なんてカワイイものじゃありません。
椋鳥の大群らしきヤツラの「びゃーぴゃーびゃーーー」という、凄まじい鳴き声が、
山車の屋根の上を北西から南東方向に通過していきました。
寝袋からのそのそ抜け出して、参道脇の水道で歯を磨いていると、
早朝から参拝する方がみえました。
私「おはようございます!」
参拝者「ぁ、ぉはようござぃ・・・」
神社にお参りに行って、参道脇にスウェット姿で寝ぐせのついたオッサンが歯を磨いていたら、
目を合わせたくありません。そりゃそうです。
8時になると、年番さんや神社役員さんが集まってきて神事の準備。
子ども神輿は、前日の夕方、担ぎ棒をつけて拝殿内にしまっておいたので、
外に出します。
9時からの神事は滞りなく行われ、子ども神輿と新しい本山車も、しっかりお祓いしていただきました。
9:40より子ども神輿の受付開始。事前に申し込みいただいた方のお名前を名簿でチェックし、
半纏を貸し出しました。
出発前に道中の注意事項と、お神輿を担ぐときのルールを説明し、
10:15に宮出しとなりました。
宮出しをお囃子で盛り上げます。
子どもたちは、大きな掛け声でしっかり肩で担ぎ、立派な渡御となりました。
都道・五日市街道の区間のみ、立川警察署の車両が随行くださり、信号機の操作もしていただきました。
とても助かりました。子どもたちの安全のため、来年以降もよろしくお願いいたします。
1回目の休憩地点、殿ヶ谷公会堂では、お神輿を山車に向けてみました。
来年は差し上げる練習をして、やってみようと思います。
巡行距離が2.9㎞と長いため、公会堂からは、子ども神輿をリヤカーに載せて曳き回しました。
リヤカーに固定する作業時間を考えて、ここの休憩を長めにとったのですが、長すぎました。
アイスを配る第七中学校での休憩を、来年は長めにとるようにします。(来年へのメモ)
神輿を軽トラックに載せたほうが楽じゃない?という意見もありましたが、
それは粋じゃないね、と言い張りまして、リヤカー作戦を押し通したのが大正解。
リヤカーの周りに子どもたちが群がって、元気に「わっしょいわっしょい」運びました。
2回目の休憩の大野屋商店さんを出たところで、正面向かって左の高張提灯が破損。
犯人は、山車の屋根のところにこんもりと見えているカシの木。
みっともないので、途中ではずして、片方だけになってしまいましたが、
山車の運転初心者ですので、このぐらいは想定内。
誰もケガしなくて万々歳です。
(壊れた提灯は、私が修理して、よいと祭りに間に合わせました。)
・・・後編につづく