かってきままに!

わたくし、とんちゃんが日々の話題をかってきままに記していきます。

自作PC in 2010 spring その2

2010-03-27 22:41:42 | パソコン
前回からずいぶんと間が空いてしまいました。

でも、何も進めていなかったわけではないんです。
実はトラブルがありまして、ようやく今日解決しました。


先週は土日月と3連休でのんびりとパソコンをいじっていました。

まず初日は今まで使っていたパーツをサブマシンに入れ替えてOSをインストールして終了。

二日目は新しいパーツをメインのケースに組み込んでOSをインストール。
前の週に動作確認まではしているので、何事もなく終わる予定だったのですが…。

OSをインストールするときからトラブル発生。

そのトラブルとは……


”やっかいなコイル鳴き”


POST中は静かなのにOSのインストール画面になると

「ジジジジ、ピーピー、キュルキュル」


……カンベンしてほしい。


そのまま、インストールを終えて、OSを起動した後も

「ジジジジ、ピーピー、キュルキュル」


かなり気になる!


まずは発生源を探さねばと思い、耳をすまして見るとその音は電源から聞こえてくる。

使っている電源は Seasonic SS-700HM。

そんなに古い電源ではないし、容量も700Wで今の構成には十分に確保できている。


ここからはパーツ交換の嵐。

まずは、電源を変えてみよう。

手持ちの電源はSS-700HM以外に、同じくSeasonicのSS-500HTとWindyのVariusV(480W)の二つ。
両方ともちょっと古めの電源ですが、とりあえず交換。

どちらの電源でも

「ジジジジ、ピーピー、キュルキュル」


次はパソコンの負荷が大きいのかと思い、HDDを1台にして、VGAも今までの8800GTSにしてみる。

「ジジジジ、ピーピー、キュルキュル」


さらにメモリを1枚にしてみる。

「ジジジジ、ピーピー、キュルキュル」


やってられん……


残るはマザーとCPUだが変えられるパーツをもっていないのでどうしようもない。
と同時に、問題のあるパーツはマザーかCPUに絞られた、とも言える。


そうこうしているうちに、時刻は24時。
これ以上は自分ではどうしようもないので、明日ショップに持って行くことにして就寝。



翌日の朝、さっそくショップに連絡しパーツを組んだケースを持ってショップにGo!

ショップのサポート担当と一緒に原因を探る。


まずはとりあえず電源を交換。

「ジジジジ、ピーピー、キュルキュル」


次はメモリを交換。

「ジジジジ、ピーピー、キュルキュル」


VGAを補助電源の必要のない物に交換。

「ジジジジ、ピーピー、キュルキュル」


お手上げです。


結局サポート担当も、結論はマザーかCPU。

そこでマザーを変えてみることに。

まず、同じGIGABYTEの1つ前のマザーEX58-UD3R。

「ジジジジ、ピーピー、キュルキュル」


次は、ASUSのP6T。

を、試す予定だったのですが、そのままのbiosでは930に対応していないのでアップデートが必要。
でも、サポートの手持ちにLGA1366がないので、他の店員さんの私物の920を後日拝借することに。

テストをお願いしたのは、次の2つ。

①:CPUのみ920
②:マザーをP6T、CPUを930。

どちらもパーツのグレードが落ちるので出来ればどれも選択したくはないのですが、コイル鳴きよりはマシ。
でも930は捨てがたいので、出来れば②の組み合わせで鳴かなければいいなと思いながら、ショップを後にしました。


家に帰ってから、ネットで検索してみると有力情報を発見。

「C1Eを切るといいみたい」

一緒に試してもらおうと思いそれをショップに電話して伝えておきました。



翌日火曜日はサポート担当がお休みだと言うことで、進展なし。

水曜日にあらためて電話をしてみる。

まだCPUは試していないが、C1Eやその他のbiosの設定はいろいろ試してみたとのこと。
でも結果はどれもダメだということ。


木曜日はこちらからも連絡を入れず、ショップからも連絡なし。


金曜日。そろそろ確認ができたかと思いショップに電話をしてみると、今日もサポート担当はお休み。

ちょっと、ショップの対応の遅さにイライラ感。
この日ネットで検索していると、マザーと電源ユニットの相性も結構あるらしい。
容量が足りているというだけの問題だけではすまないようだ。
それに前回、電源ユニットとマザーの電源回路が同じ様に鳴いていたのはひっかかる。
次にショップに行ったときに”ダメもと”でも試してもらうことにしようと思った。


本日土曜日、開店時間と共にショップに電話をしてみる。

今日の開店まえに、CPUとマザーを試してみたらしい。
結果は、CPUのみ交換の①は状況変わらず。
CPUが新しいのは関係ないようだ。
そして②はほとんど気にならないレベルらしい。

P6Tは本望ではないが、930を捨てずに済んでよかったと思いながらショップへGo。

ショップに着くとサポート担当が他の接客中だったので、その間にP6Tに変えた時の為にUSB3.0のボードを物色。
値段も安いし玄人志向のものにしようと思いつつ、電源も物色。
今鳴いているSS-700HMと同じSeasonicだが、音も静かで個人的に気に入っているブランドなので、XシリーズのSS-650KMに目星をつける、M12DシリーズもあるがどうせならGOLD電源の方がいいのでこれにした。あと評判が良い感じのCorsairのCMPSU-850HXJPも候補に挙げてみた。

そんなことをしているうちにサポートが自分の番になったので、さっそくP6T+930でコイル鳴きを確認。

確かにほとんどなっていない。
もうP6Tに決めるつもりではいたが、とりあえず”ダメもと”での電源の確認をお願い。

最初にSeasonic SS-650KMを試してもらう…

つもりだったが、ケーブル類がビニールに梱包されているので、ちょっと開封できないとの事。

売り物をあけてまでテストをしてくれとも言えないので、それは仕方がない。

そう思っていると、サポート担当が他の電源を持ってきた。

同じSeasonicのM12Dシリーズ SS-850EMでした。
グレードは1つ下がるが、これならケーブルは梱包されてなくテストにつかっても良いと言うので、とりあえず試してもらうことにした。

試してみると、音がほとんどしない。
これなら気にならないレベルである。

そのままこの電源にしようかと思っていると、これで大丈夫ならこちらでも大丈夫でしょうと、さっきのSS-650KMのケーブルの梱包を開け始める。

いいの?と思いつつもそれを見守ることにした。

そして、その電源でもコイル鳴きの具合ははさっきのSS-850EMと同じでほとんど聞こえない。

いままで買ったパーツがそのまま生かせるならそれに越したことはない。
迷わずSS-650KMをGet!

サポートにお礼を言い、預けていたパーツ一式と買ったばかりの電源を持ってGo Home!


家に帰ると、さっそくテスト開始。

まずは再確認の為、今までの電源SS-700HMで起動。

「ジジジジ、ピーピー、キュルキュル」

やっぱり鳴いている。
そりゃ当たり前か。

次に買ってきたSS-650KMで起動。


ん?


ショップでは店内の音で気にならなかったが、実際に家で聞いてみると少なからず鳴いている。

でもSS-700HMに比べると雲泥の差。

でも何となくあきらめ切れずに、試しにネットで情報にあったC1Eを切ってみる。


!?


すると、音が全くなくなった!
電源ユニットからも、マザーの電源回路からもコイル鳴きが消えた!

モンハンベンチをかけても音はしなかった。


これはいける!


これで、何の不満もなく新しいパソコンが作れそう。


これで安心したのか、何となく今までの電源SS-700HMでC1Eを切ったらどうなるか、自分で確認してみようと思った。

ショップに頼んで確認してもらってダメだったと言う事なので、実際には自分で確認はしていなかった。

で、実際にやってみると…


……えーーっ!


コイル鳴きしてないじゃん。

まあ、新しいもの好きなので、新しい電源を買ったこと自体は後悔してませんけど、軽くショック。

試しにこのままベンチマークを走らせて見ようと思い、モンハンベンチを走らせる。

「ジーーーーーー」

コイル鳴きとは違う感じの音が電源から音が聞こえてきた。
負荷がかかると音がするようだ。


「はぁー、良かった」


良いのか悪いのか、ものすごい安堵感。(分かってもらえます?)

これで新しい電源を買ったことが完璧に正解だったということになった。

やっと明日パソコンを本当に組むことができる。


コイル鳴き解消、万歳でした。




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