かってきままに!

わたくし、とんちゃんが日々の話題をかってきままに記していきます。

PEUGEOT 307 WRC その9

2008-07-23 09:52:09 | プラモデル製作
今回は写真はありませんが、ウィンドウのデカールを貼りました。あとボディーの磨き中です。

私はボディーの磨きは、紙やすりからではなくコンパウンドのみで仕上げます。(コンパウンドはハセガワのセラミックコンパウンドを使っています)
個人的にはこの方法は多くの利点があると思っています。

まず、磨きこんでも塗装面に微妙な波打ちが残るため、紙やすりから仕上げるよりも落ち着いた艶に仕上がります。
実車の塗装面を見てもらうと分かると思いますが、本当に平らではなくすこしボコボコしたあんな感じです。(当然プラモデルのそれは実車よりごくわずかですが)

次に、コンパウンドしか使わないので角を出すリスクが減ることです。
紙やすりをかけると角だしを気にしてどうしても細かい部分まで掛けられないことがあります。
でもコンパウンドだと細かい部分まで磨くことができてしまう訳です。この差が、艶の差となってでてきます。
つまり、鏡面になっているところとそうでないところの差が大きくなってしまうということです。
しかし、コンパウンドのみで仕上げると、磨きの程度に差はあるものの、全ての部分を磨くこと出来るため、艶の差が自然になります。

それと、塗装にキズがほとんど残らない。
本来は、塗装をしたまま何もしないのがキズがまったくなく一番ベストです
しかし、ボディー全体を垂れる寸前にするのはちょっと難しいので、やはり磨きが必要になってきます。
ただ、たとえコンパウンドで磨いても光にかざすと細かい筋状キズが見えます。私としてはこのキズも結構気になります。
(このキズが残るぐらいなら、吹きっぱなしの表面のままの方がよっぽど良いかもしれなと思うことも度々あるぐらいです)
コンパウンドであれ、紙やすりであれ、塗装面を磨くということはキズをつけているということです。一旦磨けば必ずキズが残ります。
なので、最初からコンパウンドのみで磨けば、たとえキズが残ってもコンパウンドでついたキズより大きな傷は絶対に残りません。

以前、艶消しのカーモデルを見たことがありますが、艶消しでも一様に表面が整っていたのでとても見栄えがよく、コレもありかなと思いました。
とにかく大事なのは、艶があろうが無かろうが塗装面の状態が一様に整っているということだと思います。
気合を入れて磨いて、鏡面になっている場所となっていない場所があるぐらいならば、逆に有る程度の磨きでも全体の艶が整っている方が見栄えが良いと思います。