スタッフ日記

トムスクラフトのスタッフが、いろんな事を書いていきます。

羨ましいイベント

2010-01-08 | その他
 正月は、肋骨修復デイということで家にいました。

 久しぶりに箱根駅伝を2日間見てたのですが、感動しました。中学の時に2年間駅伝をしていたので、昔を思い出したり、辛さが理解できたりで、ずっと見てしまいました。

 テレビを見ながらもうひとつ思ったことが、「交通規制をしてこれだけ大規模なイベントができることが羨ましい」です。電車も止めてくれているそうですね。そしてそして、沿道にたくさんの観客がいることも。

 自転車イベントを公道で行おうと思うといろいろと規制がありなかなか実現しません。しかし何故か駅伝やマラソンなどは新しい大会も含めて開催されている。(いろんなご苦労はあると思います)

 そして、沿道で応援している人は、決してマラソンやジョギングをしている人とは限らない。自転車の場合は、有名な大会でも自転車に乗っている人しか応援(観戦)に来ない状況ですよね。有名でない場合は出場者のみでまるで記録会みたいな感じです。

 何が違うんでしょうかね。

 私はお客様宅でよく「何かスポーツされているんですか」と尋ねられます。「はい!自転車に乗っています」と答えると、殆どの方が驚かれます。ちょっと詳しい方は「競輪?」や「ツール・ド・フランスに出られるんですか?」となります。「いえいえマウンテンバイクです」と答えると「ああっ、岩の上をピョンピョンと跳ぶやつですか?」となり、そこからいろいろと説明をしないといけないことになります。最後はたいがい「危ないことしてるんやね」で終わってしまうのです。

 スポーツとして、またはホビーレースも含めた競技としての自転車の認知度はまだまだ低いですね。

 いろんなところで議論されている「レース運営が悪い」「メディアが取り上げない」などなど。しかし、これだけではダメなのは確か。

 楽しんでいる私たちが自転車のすばらしさ、楽しさ、時には危険な点も含めて広めていかないといけないでしょう。

 今年は、自分たちが楽しむことに加えて、広める活動も少しは行いたいなと考えています。皆さんに協力をお願いすることもあるかと思いますがよろしくお願いします。