スタッフ日記

トムスクラフトのスタッフが、いろんな事を書いていきます。

2017年11月 雪のSDA王滝走ってきました! 

2017-11-26 | 王滝
11月19日(日)に、「セルフディスカバリーアドベンチャー イン 王滝」に参加してきました。



例年だと9月に開催される秋の王滝。
今年は120kmにエントリーしていたのですが、台風の直撃を受けて中止となってしまい、急遽11月の開催となりました。

11月下旬の長野の山中ということで、かなりの寒さが予想されていましたが、開催日めがけて寒波がやってくるという天気予報にドキドキ。

寒波の影響で、大会2日前にコース変更の案内があり、100km、120kmの部ともにアプローチ約7kmと、1周18㎞のコースを5周の計97kmのコースとなりました。

何はともあれ無事に開催されて一安心です。



厳しい寒さに耐えるために、会場に向かう前にこってりで身体を芯から温めていきます。

大会前日の夜に会場入りし、そのまま車中泊。
外は氷点下の冷え込みでしたが、マイナス20度まで対応の寝袋と、こってりラーメンのおかげで家の布団より暖かい感覚でした。



当日は4時前に起床し、真っ暗の中スタートラインに自転車を並べに行きます。
いつもの王滝と比べて参加者は少なめで、前方に余裕をもって並べることが出来ました。

そしていよいよ6時、相変わらず真っ暗な中、ライトの光を頼りにスタートです。

ここからはゴールまで写真無しとなります。

林道に入るまでの最初の数キロは、先導車がつくパレード区間、集団走行になるため、落車などの無いように注意しながら走ります。
そして先導車がいなくなると、いよいよダートが始まります。

スタート直後に「あれっ?あれっ?」という言葉とともに後方に消えて行ったTKPさんが気がかりですが、ひとまず目の前の登りに集中します。

しばらく走っていると夜が明け、明るくなってきます。
寒さも心配していたほどではなさそう。
そんなことを思っていると、標高が上がるにつれて周りの景色が白くなっていきます。

場所によっては積雪10センチを超えていそうですが、轍の上は何とか走れそうです。
楽しい下りは雪の重みでスピードが出ず、、。
無理してスピードを出してみるとツルンとすっ転びました。
転んでからは下りも無理せず、完走を目指してマイペースを心がけます。

2周目に入り、延々続く登りで死にそうになっていると、のりさんが軽やかに抜いていきました。調子が良さそうです。

この頃からハイドレーションの飲み口が凍り、ハイドレーションバッグがただの重りとなってしまいます。
ボトルはまだ生きていますので、ボトルのの水で補給をしていましたが、こちらも段々と凍ってきます。
2周目の後半には、ボトルも凍り、ただの重りとなってしまいました。
この頃から腰に痛みが、、、。

3週目、チェックポイントでリタイヤした参加者が続々と出ているようです。
凍ったボトルにお湯を入れてもらい再スタートします。
きつい坂をしばらく上るとTKPさんに追いつかれます。スタート時に変速周りが凍ってしまうトラブルがあったようですが、何とか解消したようです。バックパックを降ろしてきたようで、スイスイと抜いていきました。

この頃になると腰の痛みが悪化したため、重りとなっていたバックパックの水をすべて捨てて走ります。
ボトルの水は再び凍りついていました。

3~4周目頃から、山の上の積雪ゾーンが荒れて走りづらくなってきます。
乗車できずに押して歩く人も多いようです。
1周目より気温も下がってきているような気もします。
リタイアした人、足切りされた人も多いようで、コース上であまり人と出会わなくなります。

バイクも各部が凍り、変速もかなり不安定になってきます。
何とか最終の5周目に入りますが、ディレイラーが凍りつき、チェーンすら回りづらくなってきます。
近くに落ちている岩でディレイラーを殴り、何とか氷を落とそうとしますがなかなか取れません。
凍っている箇所を集中的にしばき倒し、何とか動くように。チェーン切れなどのトラブルが起きないように慎重に走ります。

最後まで冷静に走り、無事ゴール!

結果 120kmの部(97km)
タイム 7時間23分50秒 20代男子 2位でした。

のりさん、TKPさんの2人に追いつけませんでしたが、このコンディションの中で無事に走り切れたことに満足です。
雪の王滝、なかなか出来ない貴重な体験でした。


凍り付いたダウンチューブ裏が、電動アシスト車みたいな形状になってます。


とりあえず、シクロワイヤード風に1枚記念撮影。

参加者の少ない20代は、完走すれば高確率で年代別表彰に絡めるようで、今回は年代別2位となりました。


来年からは激戦の30代となりますが、何とか頑張りたいと思います。


来年も王滝、また来ます!

11月18日、19日営業時間変更、休業のお知らせ

2017-11-17 | その他
いつもトムスクラフトをご愛顧いただきありがとうございます。

誠に勝手ながら、11月18日(土)、11月19日(日)は、
「セルフディスカバリーアドベンチャー イン 王滝」参戦のため、営業時間が変更となります。

11月18日(土) 14時までの短縮営業
11月19日(日) 臨時休業


ご利用の皆様にはご迷惑をお掛けいたしますが、何卒ご理解頂きますようお願い申し上げます。

王滝に参戦される方は、真っ暗な中のスタート&降雪、積雪が予想されるため、無事に生きて帰ってくるための防寒装備と明るいライトを備えて楽しみましょう!!




可愛いライト付けてみました。

38th TIOGA Carnival in Kutsuki Stage

2017-11-17 | エンデューロ
 こんにちは Sugoiです。

 11月12日に今年最後のレースとなる『38th TIOGA Carnival in Kutsuki Stage』に参加してきました。

 レース結果は、http://tomscraft-mtb.com/846/20171112/index.html

 いつも通り計測の準備をしますが、今回は娘がいてくれるのであれやってで通じるので手際良く設営完了。

 メインの4時間エンデューロの前に、スーパーキッズレースがあり、その計測や結果出力などやってたら、自転車に跨ったのはスタート15分前。毎度ではありますが試走どころかアップもできず、軽いストレッチだけしておきます。

 今回は、参加者が少なく26チーム。私がエントリーしているソロは6人です。翌週に開催される長野県のビッグイベントの影響でしょうね。


 4時間エンデューロは定刻10時にスタート。

 今回はちょっと考えがありました。決して速く走れる秘策とかではないのですが、4時間という時間内で調整して走るのではなく、行けるとこまでペースを上げて走ることと、速い人との大きな違いである緩斜面でも漕ぎを入れ加速して次へつなぐこと。

 1周目、友人のLJさんトップ、私、TKPさんの順で通過。予想以上に体も軽く調子良さそうです。

 しかし、後ろにTKPさんがいるのはどうも落ち着かないので先行してもらい、TKPさんを追うかたちでレースを進めます。

 徐々に離されるのですが、緩斜面で漕ぐことで以前よりは離される距離は少ないです。

 2時間位でラップされるかと思ってたんですがラップされず、TKPさんソロ1位、私2位でレースは進みます。LJさんは新しいバイクのポジション出しをしながら走行のようです。

 この頃から辛くなってきました。緩斜面で漕ぎを入れるのも上体を保持する筋力が弱くなっているんでしょうね。路面の衝撃が辛く漕ぐことができません。

 遂に2時間45分でラップされます。


<やまねこさんの写真>
 この頃には、両脚が攣りだし、ごまかしながらの走り。


<やまねこさんの写真>
 タイムがドンドン落ちる私とイーブンペースで走るTKPさん。このままではもう1回ラップされると思ってたら、どんどん近づいて来て1時間でラップされました。抜いて行くスピードが違います。


 ソロ2位でしたが、TKPさんは4時間の30秒前に計測ポイント通過して、結局3ラップ差になってしまいました。

 今年最後のレースでしたが、遅いなりに最後まで集中できた満足の走りでした。毎年この時期に来年こそはと思う私ですが、『来年こそは』と懲りずに思いながら楽しく打ち上げして本日(本年)も終了。

2018モデル車体、続々入荷中です!④CANNONDALE BAD BOY 3

2017-11-09 | 完成車、フレーム
アーバンバイクとして、不動の地位を築いているCANNONDALE BAD BOY。
2017年よりモデルチェンジしてから、更にスタイリッシュさに磨きがかかりました。



CANNONDALE 2018 BAD BOY 3 Sサイズ ¥100,000-(税別)
パーツスペックはそのままで、2017年モデルより2万円もお求め安くなりました!



一目でキャノンデールとわかるシルエットを作り出しているのは、このLEFTYフォーク。
もの作りにトコトンこだわるキャノンデールならではですね。
ケーブル類は目立たないようにフレーム内部を通り、更にすっきりしています。



ホイールサイズはクロスバイクに多い700Cではなく、一回り小さい650Bサイズ。
これにやや太めのスリックタイヤを合わせることで、シャープなハンドリングとスピード感を両立しています。



ブレーキは油圧式ディスクブレーキを採用することで、あらゆるコンディションでも安定した制動力を発揮します。

グリップ&サドルは、最近話題のFabricブランドを採用していますので、見た目、使い心地共にバッチリです。

ぜひ店頭でご確認ください!

2018モデル車体、続々入荷中です!③CANNONDALE CAADX TIAGRA

2017-11-05 | 完成車、フレーム
MTBを専門的に扱っている弊店ですが、同じ土の匂いのする自転車、シクロクロスバイクが入荷してきました!



CANNONDALE 2018 CAADX TIAGRA 51cm ¥135,000-(税別)



シクロクロスというと、上の写真のように泥んこになりながら頑張って走るレースを想像する方も多いかと思います。
ワタシも学生の頃からちょこちょこレース参戦していますが、一度出ると病みつきになる競技です。
今年の2月にも走ってきましたが、、寒かった、、、。その時の様子はコチラ⇒参戦レポート

競技として走るのも面白いですが、シクロクロスバイクの魅力は、用途の幅広さです。



ロードバイクよりも太めのブロックタイヤが装着され、ちょっとした段差や悪路でも気にせず走れるため、鴨川の河原をサイクリングしたり、通勤、通学やキャンプツーリングなどにも適しています。

CAADX TIAGRAの場合は、700×35Cというタイヤサイズ(一般車とほぼ同じタイヤ幅)で、街乗りでも快適です。
マウンテンバイクと比較すると、スピードも出しやすいので、ビワイチなどにもおすすめです。

ブレーキは機械式のディスクブレーキを採用していますので、泥詰まりしづらく、コントロール性にも優れています。



昔からアルミフレームを得意とするキャノンデールだけあって、きれいな溶接に上品なカラーで、思わず見惚れてしまうルックスです。

乗って良し、眺めて良しのCAADX TIAGRA 店頭では51cmサイズを在庫していますが、他サイズもお取り寄せ可能です。
ぜひ店頭でご確認ください~。

2018モデル車体、続々入荷中です!②GT LA BOMBA

2017-11-04 | 完成車、フレーム
アメリカンMTBブランドのGTより、26インチのダートジャンプ、ストリートバイクのLA BOMBA が入荷しました!



GT 2018 LA BOMBA ¥128,000-(税別)

GTらしいカラーリングで遠くからでも目を引く車体ですね。
ここ数年ラインナップから消えていたLA BOMBA ですが、久しぶりの復活です。
ダートジャンプ系の完成車が減少している今の時代に、嬉しい一台ですね。


ダートジャンプなどのハードな用途に特化した、MANITOU CIRCUS EXPERTフロントフォークを採用し、激しいライディングにもバッチリ耐えてくれます。


写真では写っていませんが、前ブレーキも油圧式ディスクブレーキが付属していますので、ストリートライドでもバッチリです。

クランク回りもBMXタイプの丈夫なものが使われていますので、ガシガシとお使いいただけます。

写真だけでは伝わりづらいフレームカラーのため、ぜひ店頭でご確認ください!



2018モデル車体、続々入荷中です!①SCOTT SCALE930

2017-11-03 | 完成車、フレーム
台風に次ぐ台風で、自転車に乗れない日々が続いた10月。
辛い1か月を乗り越え、ようやく気持ち良い自転車シーズンがやってきました。

自転車シーズンに合わせて各メーカーより2018年モデルの車体が入荷してきています。
今日ご紹介するのは王滝などのレースでも活躍しそうなコチラ。



SCOTT SCALE 930 Mサイズ ¥269,000-(税別)



クロスカントリー、ワールドカップで勝ちまくっている、ニノ・シューターが乗っていることで有名なSCOTT。
その中でも、ニノの使用しているモデルにそっくりなカラーリングの一台がやってきました。


ブラック×イエローでビシッと決まっており、雰囲気のあるバイクです。

29erのカーボンフレームに、FOXのBoost規格フォーク、そしてSRAM NX 1×11速のドライブ周り。
これだけ揃って定価¥269,000-(税別)は、かなり優秀ですね!
このままのパーツ構成でも、トレイルライドからクロスカントリーレース、王滝などにもバッチリ。
後からホイールを軽量なものに交換すれば、グッと戦闘力が上がりそうですね。


リアエンドもBoost規格を採用することで、ホイールの剛性とタイヤクリアランスを向上させることに成功しています。


そして、ただ剛性を高めるだけではなく、快適性を向上させているのが、この2つのテクノロジーです。(以下メーカーサイトより)


SCALE DRIVETRAIN OPTIMIZATION
チェーンステーとスルーアクスルにディスクブレーキキャリパーを固定する方式にすることで、シートステーの柔軟性を上げる設計が可能になり、快適性を向上させました。


SDS 2 TECHOLOGIES
乗車時とダンシング時の両方で、剛性を犠牲にする事や余計なパーツを追加する事無く快適性を達成しました。この為に私達のエンジニア達は異なる形状のチューブと熟考されたカーボンファイバーの組み合わせを使用し、フレームの特定部分に柔軟性を持たせ快適性を提供。その一方でパフォーマンス性を阻害するその他の部分における不必要な柔軟性は取り除いています。

上記の技術により、グッとパワーアップしたSCOTT SCALE930、Mサイズを在庫していますので、ぜひ店頭で実車をご確認ください!
その他のモデルも続々入荷予定です。
お気軽にお問い合せ下さい!