上野・国立科学博物館で開催中の「化け物の文化誌展」の隣でやっている「大英博物館 ミイラと古代エジプト展」。一般人には「ミイラと古代エジプト展」の隣でやってる「化け物展」なんだろうけど。英国経由の本物のミイラにも、ちょっとお目にかかりたくなってきました。
ミイラは、エジプトを旅行するとそこいらじゅうでお目にかかれるし、ヨーロッパやアメリカの博物館でも珍しくないんですが、袖の下払ってまで隠し撮りさせてもらったのは、カイロの考古学博物館の別室におわしまするこのお方だけ。Tomotubby 秘蔵の一枚でござる。
ファラオの中のファラオ。ラムセスⅡ世です。アブシンベル神殿、ルクソール神殿、メンフィス、カイロのラムセス駅...いろんなところで、その巨像を目にするあのお方です。
でもピンボケ。フラッシュ焚けなかったのであんまり綺麗に撮れていません。その分おどろおどろしくなって呪われそう。3200年前、ルクソールのナイル川西岸、太陽の沈む死者の地に葬られたときは、まさか墓を発かれ、カイロのナイル川東岸、生者の住む街で我が屍を晒すとは思ってもみなかったでしょう。望んでいた「復活」とはまったく別の形で。
あ、重要なことを忘れていました。ラムセス駅のラムセスⅡ世像は、８月末ナイル川を渡って、ピラミッドのあるギザに引越していました。2011年にギザにできる新博物館「大エジプト博物館」の前に鎮座予定。この像、そもそもはメンフィスのプタハ神殿からカイロに移されたもので、メンフィスに横たわっている像と対になっていたそうです。ラムセス駅はもともとカイロ中央駅の愛称だったのですが、駅前のラムセス広場は主を失ってしまい、新しいモニュメントが作られるのでしょうか？
つづく
ミイラは、エジプトを旅行するとそこいらじゅうでお目にかかれるし、ヨーロッパやアメリカの博物館でも珍しくないんですが、袖の下払ってまで隠し撮りさせてもらったのは、カイロの考古学博物館の別室におわしまするこのお方だけ。Tomotubby 秘蔵の一枚でござる。
ファラオの中のファラオ。ラムセスⅡ世です。アブシンベル神殿、ルクソール神殿、メンフィス、カイロのラムセス駅...いろんなところで、その巨像を目にするあのお方です。
でもピンボケ。フラッシュ焚けなかったのであんまり綺麗に撮れていません。その分おどろおどろしくなって呪われそう。3200年前、ルクソールのナイル川西岸、太陽の沈む死者の地に葬られたときは、まさか墓を発かれ、カイロのナイル川東岸、生者の住む街で我が屍を晒すとは思ってもみなかったでしょう。望んでいた「復活」とはまったく別の形で。
あ、重要なことを忘れていました。ラムセス駅のラムセスⅡ世像は、８月末ナイル川を渡って、ピラミッドのあるギザに引越していました。2011年にギザにできる新博物館「大エジプト博物館」の前に鎮座予定。この像、そもそもはメンフィスのプタハ神殿からカイロに移されたもので、メンフィスに横たわっている像と対になっていたそうです。ラムセス駅はもともとカイロ中央駅の愛称だったのですが、駅前のラムセス広場は主を失ってしまい、新しいモニュメントが作られるのでしょうか？
つづく
俺は、このラムセスⅡ世を過去世に持つ男である。
なぜこの平成の世の日本に復活したかは、この地球はあらゆる面で乱れきっている。神もお怒りである。あまりにもサタンの勢力が強すぎる。サタンと戦うものがいない。哀れな地球を救いに立ち上がったのである。それは、ラムセスⅡ世と言えばモ-ゼである。神であるモ-ゼに逆らった俺は、当然に地獄に行った。しかし、神が地球を浄化するには、悪の根源である、ラムセスⅡ世を復活させて、3300年前のエジプトを修正させるために、この世に復活したのである。修正の方法は、反省懺悔の祈りである。神が俺の祈りを聞き届けて下さり、今の中東の宗教戦争が終結する計画である。これは、今始まったばかりだ。俺の仲間が世界で浄化の祈りをやっている。数年後には世界政府をつくり、最終ユ-トピアを完成するのである。ありがとう。
三島由紀夫「豊饒の海」では、前世を生きたものから、転生するものへのバトンタッチはタイムラグがなく連続して行われましたが、ユルブリンナ－さんの場合はどうなんでしょう。紀元前12世紀からいきなりの転生ですか。途中に何人かいましたか？
ツッコミたくなったのは、モーゼは神ではなく、キリスト教でもユダヤ教でもイスラム教でも預言者の位置づけの筈です。ラムセスは多神教者で、モーゼからの一神教への宗旨替えの誘いを断ったともいいます。今のあなたの神とは、いったい誰なのでしょうか？ 老婆心ながら、中東戦争を収めるために転生するならむしろモーゼから転生された方が良かったのではないかと思います。
それから、既に世界政府を作り上げている某秘密結社は、サタン(堕天使ルシファー)を奉じていると聞きますが...