渋ログ、私設「へうげもの展」第二回。貴人と唐子が粉彩で描かれた磁器で、香港のアラン・チャンのお店で手に入れたものです。高台の裏には「江西華珍出品」の文字があり、清末民初、おそらくは清末期に江西省の民窯で作られたものだと思います。粉彩というのは清代に発達したエナメルで絵付けする技術で、清初~中期には随分派手なものが作られていますが、西洋磁器のような彩色で、ひどければラーメンの丼のようでもあり、どうも日本人の感性には合わないのではないかと思っています。その点、この杯の絵付けは繊細で美しく気に入っています。清末民初には粉彩がブームだったそうで、この時代のものを集めている人は多いらしく、状態のよいものはすぐに売れてしまうそうです。

Pet 君からせしめたメトロン星人の折畳み卓袱台が役に立ちました↑

Pet 君からせしめたメトロン星人の折畳み卓袱台が役に立ちました↑
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます