渋ログ、私設「へうげもの展」第三回も香港で買ったものから。ただし今回は香港島でゲット。青みがかった白が美しい白磁高杯です。
高台の裏には「雍正年製」の文字が認められます。雍正帝の時代というと「血滴子」別名「空とぶギロチン」の時代(何のことやら)。そんな時代のアンティークが香港などで見つかるものか甚だ疑問ではありますが、私はこの青っぽい白磁をこよなく愛しているのであります。
そういえば、黒い目の日本人が真っ白に見えるものが、青い目の外国人には青っぽく見えてしまうということを聞いたことがあります。逆に彼らが真っ白に見えるもの、例えば油絵の具の白などは、日本人にとっては赤みがかって見えるようにも思えます。
しからば、このような白磁の色を青い虹彩を通して見ると、いったいどのように見えるのでしょう。きっと日本人以上により青く見えるのではないかと思います。
この杯の内側には、あまり目立たないのですが、なにやら彫り込みがあります。最初、何の文様か判らなかったのですが、最近は龍の姿のようにも見えてきました。力あるものの象徴、皇帝権力の象徴でもある龍。
高台の裏には「雍正年製」の文字が認められます。雍正帝の時代というと「血滴子」別名「空とぶギロチン」の時代(何のことやら)。そんな時代のアンティークが香港などで見つかるものか甚だ疑問ではありますが、私はこの青っぽい白磁をこよなく愛しているのであります。
そういえば、黒い目の日本人が真っ白に見えるものが、青い目の外国人には青っぽく見えてしまうということを聞いたことがあります。逆に彼らが真っ白に見えるもの、例えば油絵の具の白などは、日本人にとっては赤みがかって見えるようにも思えます。
しからば、このような白磁の色を青い虹彩を通して見ると、いったいどのように見えるのでしょう。きっと日本人以上により青く見えるのではないかと思います。
この杯の内側には、あまり目立たないのですが、なにやら彫り込みがあります。最初、何の文様か判らなかったのですが、最近は龍の姿のようにも見えてきました。力あるものの象徴、皇帝権力の象徴でもある龍。