昨日、『王羲之(おうぎし)と日本の書』を見に、九州国立博物館へ行ってきました。


とにかく良かったです
王羲之の素晴らしさをやっと実感できました。
今まで見たのはほとんど臨書やその拓本だったから、どうしても書き手によって個性が出でしまうので、
同じ『蘭亭序(らんていじょ)』でもこれほど違うの?って感じで、王羲之の真筆が見たい思いがどうしてもあったんです。
これは真筆じゃないんですが、字のふちなぞって中に墨を塗る手法。(今回3つ見れました。)
その最高峰『喪乱帖(そうらんじょう)』を実際に見て、驚きました。
本当に書いた通り!!!
いや、書いたとしか思えない!技術の高さは想像以上でした。
(ネットより)
きっと実際に書かれたのも、こんな感じだったんだろうなと思えます。
そして、やっぱり王羲之ってうまいな~~~って。。・゚゚ '゜(*/□\*) '゜゚゚・。
作品自体も字の大きさも、そんなに大きなものじゃないんですが、
実際に見ると感動しました。
(画像で少しでも作品の雰囲気をお伝えしできたら嬉しく思います。)
空海の、ながーーーーーい作品「聾瞽指帰(ろうこしいき)」も本当にすごいです
一字も弘法も筆の誤りがない!どの字も生きてます!
空海の凄さを改めて知りました。

(ネットより)
「聾瞽指帰」は、儒教や道教より仏教がいいよと、
親族を説得する文章「三教指帰」の下書なんですが、空海の真筆です
生家・佐伯家の復興を願う親族は、空海が京の大学を中退して仏教に入ることを反対したんですね。
19歳で中退した空海は、高野山などを通過して、四国の各地で苦行して、
讃岐の善通寺にある生家に帰って、これを書くことを思いつきます。
そこで、生家をこっそり抜け出して奈良のお寺で一気に書いて、
お世話になった京の厳格な叔父さんにこれを提出して、出家宣言したみたいです。
大変な決意だから、一字一字に魂が宿ってるのが分かります
自分の経験をもとに、戯曲的に書いたものなんだそうですが、
それにしても、24歳の書
うますぎです。(◎-◎;)!!
この他、小野道風や嵯峨天皇も素晴らしいし、
淀君や伊達正宗が、またしびれるほどうまくて~~(´ー`*)。・:*:・ポワァァン
いつまでも見ていたかったのですが、
日帰りだったので後ろ髪を引かれる思いで帰って来ました。
この展覧会は、4月3日までですが、
『喪乱帖』『聾瞽指帰』は3月11日までだったので、見られてよかったです。
後半も、また違う王羲之や空海他、たくさんの作品が見られます。
近かったらもう一度行きたいんですが・・・。
この展覧会の図録を注文したのが土曜に届くので、
それを見て、もう一度展覧会を振り返りたいと思います。




とにかく良かったです

王羲之の素晴らしさをやっと実感できました。

今まで見たのはほとんど臨書やその拓本だったから、どうしても書き手によって個性が出でしまうので、
同じ『蘭亭序(らんていじょ)』でもこれほど違うの?って感じで、王羲之の真筆が見たい思いがどうしてもあったんです。
これは真筆じゃないんですが、字のふちなぞって中に墨を塗る手法。(今回3つ見れました。)
その最高峰『喪乱帖(そうらんじょう)』を実際に見て、驚きました。
本当に書いた通り!!!
いや、書いたとしか思えない!技術の高さは想像以上でした。

きっと実際に書かれたのも、こんな感じだったんだろうなと思えます。
そして、やっぱり王羲之ってうまいな~~~って。。・゚゚ '゜(*/□\*) '゜゚゚・。
作品自体も字の大きさも、そんなに大きなものじゃないんですが、
実際に見ると感動しました。

(画像で少しでも作品の雰囲気をお伝えしできたら嬉しく思います。)
空海の、ながーーーーーい作品「聾瞽指帰(ろうこしいき)」も本当にすごいです

一字も弘法も筆の誤りがない!どの字も生きてます!

空海の凄さを改めて知りました。

(ネットより)
「聾瞽指帰」は、儒教や道教より仏教がいいよと、
親族を説得する文章「三教指帰」の下書なんですが、空海の真筆です

生家・佐伯家の復興を願う親族は、空海が京の大学を中退して仏教に入ることを反対したんですね。
19歳で中退した空海は、高野山などを通過して、四国の各地で苦行して、
讃岐の善通寺にある生家に帰って、これを書くことを思いつきます。
そこで、生家をこっそり抜け出して奈良のお寺で一気に書いて、
お世話になった京の厳格な叔父さんにこれを提出して、出家宣言したみたいです。
大変な決意だから、一字一字に魂が宿ってるのが分かります

自分の経験をもとに、戯曲的に書いたものなんだそうですが、
それにしても、24歳の書

この他、小野道風や嵯峨天皇も素晴らしいし、
淀君や伊達正宗が、またしびれるほどうまくて~~(´ー`*)。・:*:・ポワァァン
いつまでも見ていたかったのですが、
日帰りだったので後ろ髪を引かれる思いで帰って来ました。
この展覧会は、4月3日までですが、
『喪乱帖』『聾瞽指帰』は3月11日までだったので、見られてよかったです。
後半も、また違う王羲之や空海他、たくさんの作品が見られます。
近かったらもう一度行きたいんですが・・・。

この展覧会の図録を注文したのが土曜に届くので、
それを見て、もう一度展覧会を振り返りたいと思います。
