愛、麗しくみちる夢

おだやか
たゆやか

わたしらしく
あるがままに

あなたと私の罪

2015-07-03 00:41:03 | 小説の解説
140SSとかで、ちらちらっと書いていたりした


亜美→レイみち


です


最初から好きで
最初から好かれているってわかっていて
でも応えられないから

でも友達でいて欲しくて

友達として大好きで

傷つけたくなくて


だから、みちるさんに恋に落ちて、恋人になっても

亜美ちゃんのことは友達として大好きで
仲間で
傍にいて欲しくて


でもその考えが亜美ちゃんを傷つけるのはわかっているし
でも、亜美ちゃんはそれを拒絶していない


亜美ちゃんにはっきりと好きだとか
答えを求められたりしたら

嫌でも決断しなければいけなかったけれど

そう言う意味では亜美ちゃんもまた
卑怯で



そこはかとない温い場所にいて


でもずっとそれでお互いに傷つけあっているんですよね


みちるさんはそれを分かっていて、
助言はするけれどレイに任せていて




首を絞められたとき
レイちゃんは自分が亜美ちゃんにそうさせたのだってわかっていて


殺されても仕方ないって
覚悟をして、受け入れるつもりでいたのではないかなと思います。



それで亜美ちゃんの気持ちが晴れるのならば
死んでもいいって



仕方ないって


レイちゃんが亜美ちゃんの気持ちを無碍にできないのは

レイちゃん自身がみちるさんに恋していて愛しくて
人を好きになるという感情が大切で簡単に消えないって
知っているからです。

みちるさんはそれは間違えた優しさだってレイちゃんに伝えたことはあるけれど
みちるさんよりも先に、亜美ちゃんと友達になったからって、レイちゃんは亜美ちゃんをかばうんだと思います


そういう間違えた優しさも、みちるさんにとってはレイちゃんの一部で

だからこそ、みちるさんはその優しさに甘えている亜美ちゃんのことを
憐れんでいるんじゃないかなって


じっとギリギリまで見て
静かに止めたみちるさんは
これが最後の優しさで
次は亜美ちゃんを殺すと思います

亜美ちゃんを友達として大好きだと思っているレイちゃんを
結局みちるさんは好きなんですよね

でも残酷ですが

残酷だと思うのは好いた方の身勝手で
友達でいたかったレイちゃんはやっぱり可愛そうな気もしますよ


一生懸命友達でいたかったレイちゃんは

亜美ちゃんという大切な友達を失ったのですね。












最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。