愛、麗しくみちる夢

おだやか
たゆやか

わたしらしく
あるがままに

神の御業

2022-03-21 22:09:00 | 小説の解説
好きな人の幸せを祈り、自分がその手を取ることを望まない

なんていうか、それもまたレイちゃんらしいと思います。

この小説を読んで、「あれ?クリスマスパーティの日に、うさぎにはやしたてられてキスする小説って、昔ありませんでした?」
と思ったあなたは、かなり大昔から、私のサイトを知っている(しかも今は亡きninja)危ない人でしょう。

あのときの、あの酷い小説の、最初のところだけを借りて、あとはすべて設定を変えています。
あれは、はるかやせつなたちとレイがすごく仲良くて、みちるに対してだけ距離がありましたよね。
で、もとからみんなレイの気持ちを知っていたし、そもそも、みちるは彼氏を作らないし、キスした後、はるかたちがレイは実はみちるが好きなんだって
みちるに言っちゃって、とりあえず、こう、お試し的に付き合うことになるストーリーでした。ほらあの時私23歳くらいだったから
酷い小説でも仕方がなかったんだよ。
あれは出せない。(出してた)


人生は色々と経験をしてみるものですよ。
40歳手前まで生きてみると、哀れな片思いとか、好きでもない人と付き合うとか、振られてみたりとか、そういうことを経て、いかんともしがたい恋愛ものを書いてみたくなるのですよw

私の中では、みちるは恋愛に関していたって普通の感覚の持ち主で、モテる女子だからこそ、求めず与えずに恵まれて生きてきた結果、とりあえず付き合う男とのSEXに抵抗のないタイプになったのだと思います。
それが悪いとは1mmも思いません。そして、それを後悔するも誇るも、みちるだけが決めていいものだと思います。
駆け引きができるイイ女ですよね。レイちゃんはそういうことができない不器用な人だから、それがまた、みちるには純粋に見えたのでしょう。

レイが正しい愛し方をしているとか、みちるが奔放だとか出はなく、みちるは今まで経験しなかっただけなんですよね。
心から愛されるということを、みちるはレイから教えてもらったんだと思います。

本当に、手を繋いでのんびりデートするのをひたすら続けていそうな、純愛モードのみちレイでした。

みちるさんの我慢の限界は1年くらいかなぁ。







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