いい夫婦とは？

今日、１１月２２日は、「いい夫婦の日」だそうです。
最近は、この日に結婚式をしたり、入籍をしたりする人が多いそうです。それも、「１１月22日１１時２２分」に結婚届けを出すとか、かなりこだわっている人も多いそうです。

そもそも、いい夫婦とはなんなでしょう？
私は、あまり深く考えたことはありませんが、他人様の評価よりは、自分たちがそう考えていればそれでいいのではないかと思います。

もともと、私は「結婚とは妥協の産物」と思っています。理想の相方など現れるわけがありません。（欠陥だらけの私の限っては、そんな相方もいません）

それでも、結婚してから５０年近くなりますので、「いい夫婦」かどうかわかりませんが、何となく惰性で生活してきました。最近は、喧嘩をすることもあまりなくなりました。多分、私が謝る場面が多いからでしょう。

毎年、ベストカップルが発表されそうです。



オリンピックで活躍した小原夫妻だそうですが、私はテレビもあまり見ないのでよく知りません。

それより、「いい夫婦の日」にちなむ川柳の方が楽しいです。

今年の大賞だそうです。

ときどきは洗濯している赤い糸

これが大賞とは驚きました。私などは定年退職後は、「毎日洗濯」しています。いい夫婦のお手本のようなものです。

その他の入選作で気に入ったものがあります。

仲直り時の氏神缶ビール

これスポンサーがビール会社なので頷けます。

おじいちゃん手を引く小さなおばあちゃん
墓地買ってお先にどうぞ譲り合う
いい夫婦言われて仮面外されず

なるほど、なるほどと頷きました。

私たちがいい夫婦かどうかはわかりません。でも、少ない年金を二人合わせてやっと一人前です。限られた老後、協力して生活していく以外にありません。
「いい夫婦」とは一味違った「打算」でつながっているとしたら寂しいです。