囲碁きちの独り言 Ⅱ

趣味の旅行、うたごえ、囲碁の事や日常の出来事を記録する。

おかしな政党助成金制度?

2012-11-17 21:09:32 | 囲碁きちのつぶやき
衆議院が解散され、いよいよ12月に総選挙が行われることになりました。
そんな事もあり、夜、民放テレビで池上彰の解説番組があり、夕食をとりながら見ました。
何事にも無知な私ですので、いくつか勉強になることがありました。



いま、マスコミでもてはやされている「第三極」の政治勢力のことです。
そもそも、第三極とは、地球上の「北極」と「南極」の二極に対して、「ヒマラヤ」を第三極と言うのだそうです・
今の日本の政界を見ていて、「二極」を自民党と民主党をさして言っているのでしょうが、この二党は今や殆ど変わりません。「南極と北極」ほどの違いなど見られません。
昨日のテレビで公明党の委員長が「元祖第三極」と自負のつもりで言っていましたが、公明党も自民党と組んで悪政を繰り返しているので、とても第三極などと言えません。
マスコミが言う「維新の会」などが本当に第三極になるのでしょうか。そうなるとも思えません。結局は自民党政治の補完政党に過ぎないと思います。

そもそも、維新の会、太陽の党などが連携を目指しているのは「政党助成金」目当てのように思えてなりません。国会議員五人以上、得票率2%以上でないと政党として認めれれず、政党助成金がもらえないからのようです。

「政党助成金制度」自体にも問題があります。企業・団体献金を禁止する代償として、「政党助成金」が交付されるようになったようですが、実態は「パーティ券」その他で企業団体献金は温存され、発足当初から「政党の二重取りの制度だ」と批判されてきました。

日本共産党は「政党が税金を使って助成金をもらうのはおかしい」と当初から受け取りを拒否しています。もっとおかしいのは「共産党が受け取りを拒否した資金は、他の政党に配分されてしまう」そうです。拒否した分は、国庫に戻すことがなぜできないのでしょうか

野田民主党政権は、消費税増税の言い訳に「国会議員も身を切る」と盛んに言っています。
「身を切る」一番わかりやすい方法は、年間310億円とも言われる「政党助成金」をまず廃止することだと思います。これには国民の誰もが反対しないと思います。

テレビを見て私もいくつも勉強になりました。総選挙を機会に、国の進路などの問題とともに議会制度や議員歳費の問題なども改めて勉強しなければと思いました。
コメント
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