ご飯おいしいって

テーブルに並んだ　いつものメニュー

ごはん　おいしいって　

おかわりして　

もう　満腹だよって　してる顔

久しぶりに　みたら

うれしくなっちゃう


もぐもぐと　ほっぺを　ふくらます

お肉が　おいしいって

みそ汁が　家の味だって

もっと　もっと　食べる？　おかわりどうぞ


旅行楽しかった？

お友達　先生　みんなと　仲良くできたの

そっか　よかった


変わらずに　また　この家に　いる　きみ


ご飯　おいしい？

よく　噛んでねって　言いたいほど

たくさん　ご飯を　ほおばって


食べる

動く

元気だ


とても　新鮮な　きみを見る





ここで　いま

きみ　生きているんだなぁ

ずれていたピント

ぼくは　しっかりと　

きみを　見ていなかったみたいだ

いつのときも　どんな姿でも　伝えてくれていたのに


過ぎたことが　騒がしすぎて

これからのことが　気になっちゃって

幻想に夢中で

あたまも　こころも　ざわざわと　して

見てる　ピントが　ぶれていた

ピントの　合わせ方を　忘れて　

ぼやけてることに　もう　慣れっこだったのかな

輪郭さえ　見て　いなかったのかもしれない


初めて　眼鏡を

買ってもらったときみたい　　細かに見えたっ。

クリアに　見えた　姿


伝えたいこと　あったの

どんなきみも　いつだって　愛だってこと


こんなに　近くで

きみ

美しく　微笑んでいたの

溶解

頑なな　石のよう


きみ


重たいね


いつから　そこにいたのかな


わたし　今日　気づいたの


臆病な　きみ


おなかのなかに


で～～んッ　と　居座って


動かないつもり？


聞いてるだけなの


きみは　なぜ　ここに


笑わない


教えてよ


そばにいるから


わたし　きみだから


解りたいもの


ずっと　一緒だったきみ


見つけた


だから　もうすぐ


わたしと


溶け合うんだね＾＾

虹のきみ

つぶ　つぶ　最後の


なみだ　くん


ぷっくりと　ふくれた　滴


パ　チ　ン


と　割れちゃって


飛び　散るの


たくさんの　細かな


カケラ　と　なって


空気の　なかへ　飛んでいく


みて　　　みて


淡い　虹　


きみから　生まれたね


優しい　見つめる　瞳と


まざり　あって


ふんわりの　色に


なったよ


その色　の　きみ


きれい　だよ

うなずく君

ぼくの言葉の　最後の音を


聞いた後　リズムよく


うなずいて


見つめてる


その顔　なぜか


満面の笑み


知っている


その顔　だいぶ前から


知っていた


涙が　にじむ


きみの顔が　揺れている


ときおり見せる


まぶしい光


ぼくと　同じ　光だね


きみは　神の子


キラリと光る　きみといま


そばにいて


うれしいよ


ここに　いていいかな


何も言わず


コクリときみは


うなずいた

忘れっぽいきみへ

ここにいなよ


あわてて 何処かに行こうなんて


思わない


ずっと ここにいるよ


あったかい胸のなか


いつも 感じていたじゃんね


きみが 見てるもの


きみが 聞こえる音


きみが 肌で感じるもの


それ 全部ぼくだよ


忘れっぽいきみ


思い出して


いま出来ること


それだけを やるんだ


いつも ココロは


平和だよ


どこにも 一歩も


出掛けなくていい


いつも ぼくは


ここに


いるからね

香り漂う

きみの　香りがするよ


いい　香り


体中に　漂って


まとわり　ついて


ぼくの　香りと


き　ら　き　ら　と


まざりあう


透きとおって　綺麗だよ


輝く　ひかりに


ぼくの　ココロは


奪われる


ぼくたちは　同じもの


そうだよ


ひとつだよ

カッコいい きみ

澄んだ目の　ちっちゃなきみ


風にゆさゆさと揺れる


大きな木に


登っちゃう


すごく　カッコいいきみ


ひとん家の塀にも


登っちゃう？


怒られちゃうよ


大丈夫　少し登るだけだよ


笑顔のきみ


なんだか　カッコいい


ビクビクの　臆病なぼく


少し　ぼくの手を


引っ張って　くれないかな


きみと一緒なら


楽しいことが


増えそうなんだ

ピュアなきみ

こわいこと　なんて


ひとつも　ないんだ


ハートを開いて


ぼくと　同じ　きみ


ホントのきみを　知っている


光にならない


理由を　作り出すことは


もう　ないよね


準備なんて　いらないよ


ピュアな　愛しい光


本当の姿


輝いて　眩しくって


うっとりだよ

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風にのってやってきた

すれ違う　君の口笛


聞こえたよ


冬風に　軽～くのって　


ぼくの胸　届いたさ


奏でる音色


待ってたように


ぼくの中　


パァッと広がっていったんだ


ちょこっとだけ　


すれ違った　口笛の君


ぼくのココロは　


なぜか　うきうき


きっと


君と同じ　


うきうきの　わくわくモード


風にのる　口笛に


きみのココロが


のっている