愛の世界で生きている

ぼくたちは、大きなひとつの愛なんだ☆☆☆   

高架橋の下で

2012-10-27 23:06:43 | green
誰も みていない

暗い 高架橋の下

そっと いる

きみは

すくすくと 伸びていた


誰に 気付かれることもない

けれど

まっすぐに 上を向いている


車にのる ぼく

信号待ちで

驚いちゃったんだ


きみは

ずっと そこにいて

健やかに 

たった今 生きていた


理由を 求めることはなく

ただ ある 命を

きみは

生きていた


暗いなか

カメラの フラッシュを 浴びても

整然といて


美しい

ただある きみ








草たち

2012-06-27 22:46:36 | green
いつもと 違う道を通って 帰る


久しぶりの 道


あの頃 通っていた


当たり前だった 道


いつもの 草たちは


中央分離帯に 


ふさふさと いて


サンサン 降り注ぐ 太陽に


負けず


気持ちよさげに 


そこにいた


変わらない きみたちは


すぐに


わたしを 見つけて


ほほえむ


やさしい ミドリたち



用事があってね


ここを 通ったのよって


言った



あの頃


いつも わたしを


通るたび みつけてくれた 草たち


あの時と同じように


きょうも わたしを 見つけて


微笑んで


見て


応援してる



きみたち


きょうも 変わらずに いるんだね


うれしいなぁ





理由なく

2011-11-28 14:30:14 | green
そこに いるだけで いい

何をしても しなくても


ただ

きみは うつくしいから


眩しい光と 溶け合って

ただ ある 


だれの 目に 留まらなくとも

生きる きみ


愛してる



なぜ 生まれた 


理由など 探しても ありもせず



ひかる 太陽に

微笑むだけの きみ










ちいさな花

2011-10-25 16:13:28 | green
ちいさな 花

道端に いて

空をみて 咲いている

ときが きて 枯れる


また 新しい芽がでる

あざやかな ほそい茎は 伸びていき

やがて また 花がさく


太陽の あったかい 光を あびて

惜しみなく 照らされる


風がふき 雨に打たれ

人に ふまれて

でも また 細い茎は

太陽の方に のびのびて

小さな花は 空をみる

まっすぐに


そして また

枯れていく


人間も おなじ

花のように 生きる


あったかい 太陽が

ぼくたちを

照らす


大きな 空が

ぼくたちを

いつも いつも

見ている






力いっぱい

2011-05-31 11:38:15 | green
土から 芽が 出た

とても

ちっこくて キラキラの 葉っぱ

そっとね

風が なでていく

やさしくね

太陽が 見ている

あったかくね

大地が ささえるよ


だから

どんどんと 元気に すくすくと


離れない たくさんの 愛のなか

触れられる

見つめられる

守られる 葉っぱ


力いっぱい 伸びていきます



ふんわりの白いバラ

2011-05-19 14:52:49 | green
おおきな 白い バラの花

微かな 香りに さそわれて

顔をそっと 近づけて

お鼻 を 花びらに

くっ付けて みる

花びらの 感触が

すこし ひんやりと

ふんわりの ふわふわで

とろけるような においが

カラダのなかに 入ってきた

いい 香り

少し 離れて バラを みる

花びらの 淵は 

くるんと してて

愛らしいの

だから

また

お鼻を

くっ付けて みる

もっと

くっ付きたいから

もう少し 近くによって

ふんわりの 白のバラに

キスをした





優しい香り

2011-05-09 00:53:38 | green
知ってるの 

そこに いる きみ

そよ風に 吹かれて

周りにいる草と ともにいる

ちびっこ花の きみ

花屋のような 香りは しないけれど

白い花

中は黄色いの

とても 小さい姿

きみの香りがする

青い空の下に舞う 風に乗っていて

ここに届く

ちいさな ハートに 届くよ

笑ってる

ちいさく 微笑む あったかい きみ

知ってるさ

きみのこと

この世に 生まれて

ここへ

来てくれた


優しい 

愛を

ありがとう。。





木漏れ日のなか

2011-04-22 15:02:49 | green
春の木漏れ日のよう

ほこほこの 笑顔に なったなら

きみの 足あとから 花がさく

歩く そばから 

青緑色 小さな葉が すくすくと伸び

木漏れ日の ひかり 気持ちよく

受けている

鮮やかな やわらかな 花がさく

歩いていけば 追いかける

あとから あとから

花がさく

あたたかな 木漏れ日が だいすきな

小さな たくさんの

お花たち

嬉しそうに きみの まわり

ほっこりと 咲きほこる


いつのときも

春爛漫




たんぽぽ

2011-04-08 18:06:41 | green
たんぽぽさん

きみ なんて 素敵なの


黄色い はなびら

ちいさな それを 美しく 並べて

ひとつひとつ 調和して

その 色

鮮やか 

きみは 知らない

その 姿 見えない

見えるのは

ぼく

きみは 

たんぽぽ の 美しさを

知らない


そこに いるだけで 

気持ちいいんだ


きみ なにも 知らないけれど

風に 空に 愛されて

ぼくも

きみを 愛してる


黄色の きみ

ただの たんぽぽ

ちいさな

きみが

いとおしいなぁ



きみと風に揺られ

2011-03-14 20:29:25 | green
下をむいて とぼとぼと 歩く

少し あたたかい 日差し

やわらかな 太陽が じんわりと

背中に ひびく

何もかも つかれて

下をむく

目が 合った 

ちいさな きみと

なぜ そこに いるんだよ

風が そよそよと きみを ゆらす

気持ちいいのかい

なにも いわず

ただ 揺れる

あったかいのかい

ただ 揺れて 笑う きみ

ぼくも 風に そよそよと

吹かれてた

短い髪が ほほにかかり

くすぐったい

きみ を 見て

なにも いわず ここにいる

とても 気持ちいいんだ

風に 揺られ

きみと 揺られ

ここには なにも ないから

とても 気持ちいいんだ

空を見る きみ

ぼくも つられて 空をみる

あぁ まぶしい

あぁ ひろいなぁ

大きな空が ぼくときみを

見ていた