goo blog サービス終了のお知らせ 

トム wish

人生経験がすこしだけ豊富なトムの日常生活や おもしろ談話などで構成してます。

トムとラム

2012年01月22日 02時59分28秒 | 日記

今頃の時期というのは 丁度、正月気分も抜けて 連休等も当分は無いので

普段の生活パターンに戻っているのではないかと思いますけど、土曜の夜は

することも別にないので 夜更かしの癖が出て、まだ眠気がさしませんので

CSを観たりPCを触ってみたりで 不摂生のワンパターンを実行してますね

 

 飛行機が好きなトムなので、今夜も少し飛行機のおはなしです

飛ぶための動力源と言えばエンジンなのですが 

例えばジャンボ機に エンジンは

いくつ付いていますか?

普通4基と答えるのでしょうが 

実は5基というのが正解です ジャンボの場合は機体後部に

APU(AuxiliaryPowerUnit) なるものが設置されていますね

(エアバス系のAPU)

これは補助動力装置でメインエンジンの起動や圧縮空気、油圧

電力それに駐機中のエアコン等の動力源に使用されます

バッテリーで自力起動できますから

地上の電源車や装置(GPU)などが不要です

 

メインエンジンと、このAPUは共に燃料が不可欠なので もし燃料が

なくなる事態では、お手上げです 電気系や油圧系は作動しなくなります

そこで非常用に機体に格納装備されているのが

ラムエアータービン(RAT)ですね

(B-757のラムエアータービン)

風力発電装置なので

これで飛行はできませんが、最小限の電力を供給できますので

計器盤など電力や一部の油圧を確保できますね

 

有名な事故はエアトランサット236滑空事故やギムリーグライダー

の語源になったカナダ空軍のギムリー基地(当時は閉鎖されていた)に

着陸できた、のが奇跡的な話です 両方共全員生還でした

(ボーイング767ギムリーグライダー)

このラムエアー(RAT)の装置はM61-A1などのバルカン砲の動力源にも

使用されています

(F-16)

ということで戦闘機や大型旅客機には必ず設置されていますが

小型民間機などには装着例は僅かしかありません

ちなみに発生できる電力は大型機で約5~70kwですね

そろそろ睡魔が来たようです、今夜はこれくらいです。

 

 

 


カウンター