今頃の時期というのは 丁度、正月気分も抜けて 連休等も当分は無いので
普段の生活パターンに戻っているのではないかと思いますけど、土曜の夜は
することも別にないので 夜更かしの癖が出て、まだ眠気がさしませんので
CSを観たりPCを触ってみたりで 不摂生のワンパターンを実行してますね
飛行機が好きなトムなので、今夜も少し飛行機のおはなしです
飛ぶための動力源と言えばエンジンなのですが
例えばジャンボ機に エンジンは
いくつ付いていますか?
普通4基と答えるのでしょうが
実は5基というのが正解です ジャンボの場合は機体後部に
APU(AuxiliaryPowerUnit) なるものが設置されていますね
(エアバス系のAPU)
これは補助動力装置でメインエンジンの起動や圧縮空気、油圧
電力それに駐機中のエアコン等の動力源に使用されます
バッテリーで自力起動できますから
地上の電源車や装置(GPU)などが不要です
メインエンジンと、このAPUは共に燃料が不可欠なので もし燃料が
なくなる事態では、お手上げです 電気系や油圧系は作動しなくなります
そこで非常用に機体に格納装備されているのが
ラムエアータービン(RAT)ですね
(B-757のラムエアータービン)
風力発電装置なので
これで飛行はできませんが、最小限の電力を供給できますので
計器盤など電力や一部の油圧を確保できますね
有名な事故はエアトランサット236滑空事故やギムリーグライダー
の語源になったカナダ空軍のギムリー基地(当時は閉鎖されていた)に
着陸できた、のが奇跡的な話です 両方共全員生還でした
(ボーイング767ギムリーグライダー)
このラムエアー(RAT)の装置はM61-A1などのバルカン砲の動力源にも
使用されています
ということで戦闘機や大型旅客機には必ず設置されていますが
小型民間機などには装着例は僅かしかありません
ちなみに発生できる電力は大型機で約5~70kwですね
そろそろ睡魔が来たようです、今夜はこれくらいです。