訓練校に来てくんれ～ん（涙）

さてさて、写真は今週作っている、「金輪継ぎ」です。「追掛継ぎ」と違うのは込栓の位置と目違いの有無ですかね。これと現場ではあまり見ないけど、目違いの雌雄が逆になった「尻挟み継ぎ」があります。(どこが違うかわかるかな？）
　　　　　　　　　　　　　　　　　
縦引きが苦手な人もいるけど、鋸は引くときにスーと真直ぐ引くと楽です、ゆがむとブレーキをかけながら、進むような理屈になるからね・・・・

さて、話は変わって、本日は来年度の募集をかねて、２回目の高校訪問に行ってきました、いや～驚きました、話には聞いてましたけど、団塊の世代が大量に離職する、２００７年問題を控え、どの高校も超売り手市場となっていたのです。

「いや～先生、悪いけど就職希望の男子、全員決まったんですわ～はっはっは～」という、景気のいいお言葉ばかりで、今は希望すれば、ほば進学なり就職なり決まるのだそうです。やっぱり外に出ないと世の中の状況がわからないわけで、実際話を聞くとバブル以上とおっしゃる先生もいました。

しかし、最近までリストラリストラだった企業が、いまや猫も杓子も誰でもいいという状況に半ばあきれるのと、とにかく大量に入れて、歩留まりが悪くてもいいのが残ればいいやという無責任な現状に多少の危機感を覚えます。

最近、高校生の新卒の定着率が非常に悪いと聞きます、先生が一生懸命斡旋してもすぐに「あそこは残業ばかりや」とか「あの人より給料がわりい」などといいすぐにやめて、フリーターなりニートなりになってしまう人が大変多いようです。

「隣の芝は青く見える」これはどこでも一緒ですね、自分が資格なり技術なりをもってキャリアアップし、着実に階段を上る、このような姿勢じゃないと、ホリエモンをみてもわかるけど、楽してかせいでもだめですね。まじめに一生懸命頑張る人を企業は求めています。

またまた話は変わって、今日は去年の訓練生だった波津久さんが来てくれました、今お勤めの会社の社長さんを連れてこられて、来春の修了生を採用してくれると言うことです。
　そちらの社長も、「キャリヤや学歴よりも、やる気がある方、素直な人がいいです」とはっきりおっしゃってました。
　非常にありがたいことですね、この調子でバンバン求人が来てくれると楽なんだけどな～
しかし、この調子だと来年度の入校生若い人はますます来そうにないですね・・・
皆さん、訓練校に来てくんれ～ん。　　おしまい