大工の学校 

築き人(きづきびと)を志す、職業能力開発校の徒然日記
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今年度を振り返る4 7月編

2006年03月09日 | 平成17年度を振り返る
 さてさて、本日一年間の訓練をまとめた、修了ビデオの作成が終了しました・・・
 えー気分を取り直してタイトルなのですが「wadachi」となづけました。
 理由は、長い間の伝統を受け継ぎ、新たな足跡をのこし、それが轍(わだち)のような、道しるべになればいいなーと思ったのと、サザンの名曲「希望の轍」から拝借です。
 その他にも、エンディングはレミオロメンの「3月9日」←「粉雪」よりも名曲 というかまさに本日ですな。
そのほかにも、良い歌詞の名曲ばかりで、その辺も聞いてくれたらいいなーと思いました。
 取りだめた写真もまとめてCDに焼きました。これには「Kidzuki」と名づけました。
 生徒さんが付けてくれたのですが、これには「気付き」「木好き」「築き」といった意味がこめられてるそうです。う~ん日本語ってすばらしい!
ところで、7月を振り返るのですが、先に書いた、継ぎ手・仕口・構造模型のほかに、「期末テスト」がありました。
 僕は授業は4科目担当「構造・工作法・仕様積算・設備」です。
各科目に関しては来年度に詳しく説明しますが、
テストに際してコンセプトは、「平均80点を取らそう」です、あまり難しいのではなく、また簡単すぎるでもなく、努力すれば100点、授業聞いとけば60点、て具合です。
 出題者側にとっては、やたら難しい問題を作る方が簡単で、TV番組の「全員正解あたりまえクイズ」(だったかな?)のように誰でもわかる問題の方が作るのは難しいのです。
 就職して、馬鹿にされない程度は身に付けてもらい、後は現場で体験した方が身に付く、というのが僕の考えです。
 机の上では職人はそだちませんよね。
結果は無事に4科目平均83点でした。メデタシ メデタシそして夏休み突入~
 ところで写真は、前の職場の近所のお寺を解体した時の「継ぎ手」(金輪継ぎ)です。よ~く見ると、ひだり馬の絵が描いてます、350年前の大工さんのメッセージですよね、仕事も丁寧でまさに職人のwadachiの上を歩いてる気分にさせてもらいました。
 


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