大分県技能祭

　さてさて、本日はいよいよ大分県技能祭が開催されました。

これは、大分県の技能士のお祭りで、さまざまな技能を持った方が集まり、コンクールや体験教室、販売や実演などが行われるイベントです。


当然ながら、われらが佐伯高等技術専門校も校をあげての参加です。


うちの主な内容は二つです、一つは以前よりお知らせした、木工や鉄工作品の展示販売会

そして、建築科の訓練生が参加する、技能コンクールです。


今回建築科の代表はＹ君（21歳）とＫ君（15歳）という、埼玉西武ライオンズも真っ青のフレッシュコンビです。




約一か月、休むことなく継手・仕口の練習に取り組んできました。


練習では、それなりに上手になって来てたのですが、いかんせん魔物が棲むといわれる、技能祭本番、二人とも緊張しており、僕が茶化して「緊張してきたやろ？」とかいうと「先生、シーッ！」とか返してきました。


普段なら「緊張とかするわけないやろ！」とか威勢のいい答えが返ってくる分だけちょいと心配になってきました。


いざ、競技も始り、みんな「今日は寒いな～」とか言ってる中、Ｋ君ものすごい汗

Ｙ君も浮き足立っている様子、まずいですね～


時も過ぎ、最後に終了した二人、必ずしも日ごろに比べて良い出来とは言えませんでしたが、制限時間内に終了し、結果を待ちました・・・・・





っで！



Ｙ君　優勝　　Ｋ君　準優勝　とまさかの１・２フィニッシュとなりました。



何はともあれ、二人ともおめでとう、さっそく校長に報告、
時間の関係上表彰式に出席できないため、代理でメダルを授与される校長も、定年のために最後の参加で有終の美を飾ることができ、本当に嬉しそうでした。


やったね

個人的な感想としては、今年は全体的にレベルが落ちていると率直に思い、技能伝承の観点から、もう少し指導する側も考えないといけないな～と思いました。




そして、販売会の方も大盛況でしたが、今年から導入した、抽選会のおかげで大きな混乱もなく、みなさんの手に渡り、完売いたしました。


こちらもやはりうれしいものですね。



あいにくの雨の中、渋滞にもめげずに来てくれた皆さんありがとうございました。


おしまい。