祝卒業！！！

写真はゆかりこさんの芸術的なネイルアートです。ｎａｖｅさんおつかれでした。　

さてさて、第58期生　建築科の皆さん、卒業（修了）おめでとうございます。　　
これを見ている人の中には、修了式夜の部で二日酔いの中、見ている人もいることでしょう。大丈夫でしたか？
　さて、これを書いているのは、修了式の前日で、明日最後に何を言うかまだ実感が湧かず、最後に泣いてしまって、何も言えないかも知れませんので、この場を借りてご挨拶にします。
　感謝です！　本当にありがとうございました。m(__)m
皆さんが、拙い私を助けてくれて、大きな怪我も無く、よくぞ一年間がんばってくれました！
　僕の目標は、職人の地位向上と日本一の訓練校建築科にすることです！と大風呂敷を広げた一年前、月日の過ぎるのはあっと言う間でした。本当は毎日不安で心配で仕方ありませんでした。
　何せ、こうみえても、人付き合いが苦手で、臆病者(チキン）ですから。(^_^)ｖ
明日の授業は、こうしようとかああしようとか頭の中で考えるものの、技術・知識ともに不足気味で、なかなか思うように事が進まないことも多々ありました。　
　だけど、みんなが協力し、助け合いながら最後には、おそらく、どの訓練校でも建てられないぐらいの、模擬家屋を建てることができました。
　今思えば、わがクラスのみんなは、さまざまな木々の集まりでしたね。
しなやかでまっすぐな人、固いけど木目が美しい人、日々成長する竹みたいな人
癖があり、曲がっている人、不器用だけど、縁の下の力持ちみたいな人、色々な人がいました。
　あなたは、木に例えると何ですか？（ちなみに僕は栗です）
「木組みは木のくせ組　木のくせ組みは人組み　人組みは人の心組み」という西岡棟梁の口伝にあるようにさまざまな木々が集まり、良いところを伸ばし、弱い部分を支えあい、一年間建築科という、一つの仲の良い家族のようなクラスでしたね。
　お互い、こんなすばらしい皆と過ごした、一年間を自分の自信と誇りにかえて、少しでも世の中のためになるよう、がんばりましょうね。
　僕も皆さんに負けないよう、がんばります。
　はじめてこのブログを見た人は、これから僕の「大工の学校」の日々を書いていこうと思ってます。
皆さんの些細な事でも、どんなことでも嬉しいので、コメントを書いてくださいね。m(__)m　　どーせ、知ってる人しかみませんよ　(^_-)-☆　
　そして皆さんの歩んだ「ｗａｄａｃｈｉ」の後につづく後輩達のヒントになればうれしいな～　　　　　


すべての出会いに感謝　　　　　　　　　　　　　　TOM-P