大工の学校 

築き人(きづきびと)を志す、職業能力開発校の徒然日記
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大分県技能祭開催

2007年11月04日 | 大工の学校生活
 さてさて、本日は大分県技能祭です、見事な秋晴れとなりました。

これは県下の技能関係の仕事をされる方すべてのお祭りで、建築関係の職人はもちろんのこと、生け花や理容関係など様々な手に職を持った方が集います。
 
僕たち高等技術専門校も木工作品の販売と、技能コンクールに出場するために参加しました。


訓練校の部は、先述したA君とI君の二名が参加、大分・日田の代表を交え7名で継手や仕口の技能を競います。


いざ始まってみると、やっぱり緊張しているのかな?でも日頃の練習の成果を出せればOKと思ってました。


その他にも、左官や型枠など様々な職種があるなかで、働きながら学ぶ認定職業訓練校の部が11名・プロが出場する一般の部
19名と例年にない盛り上がりを見せてくれました。

やっぱり参加選手は多い方が良いですね~

一般の部には僕の教え子さんが3名出場して、久々に見る顔はみんな一端の職人のオーラが出ていました。


それが又嬉しくてなりません。こういう大会に出場をさせるところは、やはり技能継承を大事にしてくれて、大変ありがたく思っています。感謝ですね。






それと、木工製作品販売ですが、先日の発表した作品を展示している会場に足を伸ばすと、開場とほぼ同時にお客さんが付き
完売確定!となりました。

「これもう無いの~~」というお客さんの恨めしい声も少し心地よく聞こえるのです。



展示開場には、今年度棟上げを行う構造模型も参考に展示しました。

これには、大工関係の方からも「佐伯はこんなすごいのか!」と賞賛を受けこれまた誇らしい気持ちになりました。
このような声を裏切らぬよう、あと5ヶ月みんなで頑張らないといけませんね。


さて話は戻り技能コンクールの結果は?というと、A君 I君共に減点6で2位同着でした。



正直 A君はダントツの成績だったのだけど、只一つ決定的なミスがあり、これによってI君2位となりA君3位となりました。



一位は大分校の生徒さんですが、これで良かったのかな?と思います。
小さな器のなかで優勝するより ちょっとした油断で致命的なミスもしかねるという事を学んだと思います。




自分との戦いです、それが解れば良いと思います。この一ヶ月 一生懸命努力し、恥ずかしくない実力をつけたと思います。
二人ともおつかれさまでした。


そういう事で、コンクールも販売も大成功に終わったかな?
明日からは、また気持ちを入れ替え頑張りましょう~~(僕は出張ですが・・・)


あっ!そうだ、来週からは左官さんを呼んで、左官実習を3日間行って、金曜代休だけど、その後全く考えてなかった!


まずい・・・・僕が燃え尽きたかも


なんてね



おしまい



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