カリカリ梅への道

　さてさて、突然ですが「カリカリ梅」が好きです、よくコンビニで購入し、カリカリしながら通勤してます。
　ファミリーマートで買うやつが結構好きだけど、ローソンはタネを取ってくれてるのでそちらも捨てがたいのです。

　まぁそんな訳で（どういうわけだ？いつも）梅もいいシーズンになってきましたし、思う存分カリカリできると思うので、自分で作る事にしました。

スーパーで、７５０ｇ入りの小梅を２１０円程度で２袋購入、ここからが大変です。（ＢＧＭはプロジェクトＸのテーマでお願いします）

　壁にぶち当たった（田口トモオヲ風で）
無数にある、梅の「へた」を取らなければならなかった・・・・
むいた・・たかが１．５Ｋｇ　あなどっていた・・・
　一向に数が減らなかった・・・・
ＴＯＭ－Ｐはくじけそうだった。
「手伝おうか？」妻の声がした。
自分で選んだ道、人の助けは借りたくなかった・・・・
　始めてから、約一時間指がふやけた・・・
目の前には、「へた」が見事になくなった、梅があった・・・



あ～疲れた、ここからは普通ね。

え～と、梅を一昼夜水につけ、灰汁（あく）を取ります。
ここで最大のポイント「卵の殻」登場～

解説しよう、梅にはジャムなどのトロトロの元になる、「ペクチン」が含まれている。
このペクチンの働きを抑制するため、「カルシウム」が必要となる。
ペクチンとカルシウムが、がっちり結合しトロトロじゅくじゅくを防ぐ「ペクチン酸カルシウム」となるのだ。

ちゅ～ことで、薄皮をとり、天日干し又はレンジで「チン」した卵の殻３個
（１Ｋｇにつき２個）を粉々します。

後は、水気を切った梅をビンに敷き、塩を撒き、先ほどの卵の殻を木綿の袋に入れ要所要所に敷きこみながら、塩を撒き、梅を入れるのを繰り返し、最後に焼酎をカビ防止で振り掛けるそうです。
中には蜂蜜を少し混ぜるというレシピや、「カリカリ梅の元」なる商品もあるそうです。（ちなみに探したけど、市内のどこにも無くネット通販は郵送料が高い）

夏の汗を掻くシーズン、マグネシウム（塩ね）不足はさまざまな健康に害を与えます。（夏バテ、睡眠不足、イライラ、疲れやすいなどなど）
みんなでカリカリ梅、漬けませんか？
（塩分過多は高血圧を招きます）
　
　食べれるまで、あと一ヶ月後果たして梅はカリカリしてくれるのか、梅の神は僕に微笑むのか？そしてサッカー日本代表は決勝トーナメント進出なるか？（関係ないか）
さまざまな人の夢を乗せ、頼むぞカリカリ梅　　　おしまい